約束の旅路
土曜に続き二度目のブロガー向けの試写会に行ってきた。ブロガー向けということでのんびりとブログを書くとはいかずにけっこう自分の中では焦りながらうpするようにしている。土曜に見た「ルワンダの涙」のブログも支離滅裂になっているんじゃないかと思いながらうpした。
今日の試写会の会場は渋谷にあるシネカノンの試写室。渋谷までどうやって行こうかと思って、まぁ時間もあることだしマウンテンバイクで行くことにした。余裕があるつもりだったけど霞ヶ関から六本木を通って渋谷に行くには坂道を登ったり下ったりで渋谷に着いたころには冬だっていうのに汗がダクダクでちと気持ちが悪い。もう何度も言うけど東京は坂道がありすぎ。
受付が始まるまで、隣のシネ・ラ・セットの入口にあるチラシが置いてあったから集めているので悪いと思いながら一つのチラシを一人一枚と書いてあるのに2枚ぐらいいただいた。あとはただ何もすることなくボォーと待った。今までにいくつかの試写室に行ったけどシネカノンの試写室はどんなんだろう。試写室に入ってみると天井は配管とかがむき出し、席も32席しかない。どこの試写室も大きくないけどここは特にちっちゃい。隣のシネ・ラ・セットのスクリーンより少し大きいぐらいだ。椅子ではシネ・ラ・セットのほうがゆったりしている。まあ、金を払ってみるんだから当たり前だな。
45分から監督の舞台挨拶があるってなっていたけど時間なっても来ず、少し道が混んでいて遅れるってことだ。時間通り始まるんだろうかぁ・・・五分ぐらい遅れて監督がやってきて舞台挨拶が始まった。ほぼ時間通りの7時に試写室が暗くなった。
「約束の旅路」
いつも映画を見るときはチラシとか見ないでまったく頭がカラッポの状態で見る。オープニングでアフリカの大自然のシーンから始まって、エチオピアのゴンダールと字幕が流れたときにあれ?どこかで聞いたことある地名だぞ。記憶の引き出しの片隅に隠れ埋まっていたところに光が差して、そういえばテレビで見た記憶がかすかによみあがってきた。どの番組であるかは思い出せない断片的な記憶でしかない。
話は今から1982年~84年にかけて、スーダンの難民キャンプに流れてきたエチオピアに住むユダヤ人を救出するために「モーセ作戦:」を実施した。難民キャンプだからユダヤ人だけではなく他の民族もいる。彼らは無視される形になる。親からすれば自分だけは助からないまでもせめて子供だけはと思い、生き延びさせるためにユダヤ人と偽って送り出す。どんな境遇でも生き別れは身を引き裂かれる。
いつも思うのだがユダヤ人って選ばれた民だと思っているのか他の民族の事をないがしろにするよな。第二次世界大戦のときの苦難を味わったんだから虐げられている民族を手を差し伸べるってあまり聞かないよな。とくに土地を奪う形になったパレスティナについては・・・どれだけの血が流れたことやら・・・
救出された人たちはテレビで見たのと同じ、出身の村、自分の氏名、親の名前、祖父母の名前にまで言及される。なぜなら、ユダヤ人であるかを確かめるためである。そうでない人は連れ出されて車でどこかに連れて行かれる。たぶん、国外退去だろう。だから、ユダヤ人と偽った少年は名前を隠し、自分が自分でないようにユダヤ人であることを振舞うしかなかった。少年は必死にあってユダヤ人として生きるために勉強をした。しかし、環境に馴染めず学校から出て行くはめになる。そして、新しい家族の里子として迎えられる。
初めて食事のときにこの家族はそんなにユダヤ教に対して深く信心してはなく、ここで面白いなあって思ったのが字幕で「私達は左派だから」ってなっていたけど分かりにくい訳だよなぁ。左派だからなんでお祈りしないのかってわかりにくいよな。右派が保守なら左派は革新。うーん・・・これでもわかりにくいなぁ。
少年は大きくなるがやっぱ、肌の色の違いは大きい。差別はそう簡単にはなくならない。それをも超えて結婚をするが彼の苦悩はさらに深くなってきた。ユダヤ人でないことに偽っていることを言い出せずに子供が出来たときに初めて告白する。彼女からしたら裏切られ、彼からしたらこれで終わったんじゃないかと。しかし、乗り越えた先には希望の未来が待っている。医者となって難民キャンプに行くと神は見捨てずにいた・・・
イスラエルは今でも複雑に絡み合っている。一時はイスラエルとパレスティナで和平が合意されたからもう大切な命が失われずにすむと思った。人はいつまで憎しみあうんだろう。いつになったら難民はなくなるんだろうか。まともに食事も出来ずに、死んでいく子供達。
「約束の旅路」を見るのは少しばかりの知識があったほうがいい。ユダヤ教、ユダヤ人、アフリカ、イスラエルと少しばかり知ってみるとものすごく映画の内容が膨らんでくる。それでも、これらに興味ある人は機会があったら見たほうがいいと思う。この映画を見ると感動もさせられるし考えさせられる。いかに日本に住んでいることが平和であるかが身に染みてくる。
二回続けての試写会の映画はちと内容が重い・・・両方ともほぼ実話に近いだけに特に「ルワンダの涙」は最後まで救いが感じられないだけにやりきれない。まだ、「約束の旅路」は救いを感じて安堵を得ることが出来る。
お願い・・・わがままなお願いなんだけど間違いなく書きたいから出来ることならチラシだけじゃなくてプレスシートをいただけるとありがたいんだけど。気分だけはライターなもんで(笑)
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