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2007年11月23日 (金)

映画館がやってきたー!

 足立区から映画館が消えて何年経つやら・・・

 北千住の白亜館の下にあった映画館があったのはもう記憶の奥底に埋もれている。だから、映画を見に行くっていうと近くて草加か上野まで足を運ばなくてはいけなかった。映画館も最近こそキレイになっているがシネコンが日本に登場する前はとにかく今とは比較にならないぐらいに汚かった。今でこそそんな映画館はレトロちっくでおもむきがあるとか言うかもしれないけど椅子は小さいわ、ケツは痛くなるわ、音もいいってもんじゃない。それから比べたら最近の映画館の設備はすごいね。椅子はゆったりしているわ、音響はいいわ、文句ないわ。

 このたびやっと西新井にアリオが出来て、toho-theaterがやってきた。商業系の映画館としては久しぶりである。商業系ではないけど北千住にオフシアターの連合会に加入していないアート系のシネマ ブルースタジオができた。アート系だけに少しばかり作品は小難しいモノが多い。最初のころは同じ建物の中に黒澤の名を名乗った映画学校が出来るからと黒澤の映画を取り上げていたがそれがおじゃんになってしまって、取り上げられることがなくなった。ブルースタジオは一律1000円と安い。それにめったに上映されることが少ない作品が多く、この機会を失ったらいつ大きなスクリーンで見れるかわからない。だから見たい作品があったら見に行くべし。初めて見に行ったのがテオ・アンゲロプロス監督の「ユリシーズの瞳」。約3時間近い作品である上に風景が詩のような静かな抑揚のないから印象的ではあるけど結構睡魔が襲ってきた。そんな作品だけど機会があったらもう一回見たいもんだ。

 そのあとに「ウエスト・サイド・ストーリー」「地獄の黙示録」完全版(3時間半とけっこうきつかった)「風と共に去りぬ」(4時間近いがずっと引き付けられた。大きなスクリーンで見るチャンスそーあるもんじゃない)「旅芸人の記録」(これもテオ・アンゲロプロスの作品で4時間近いのにインターミッションがなかったために途中でとにかくトイレに行きたくてしょうがなかった)。上映時間が長いやつばかり見に行っている。どの作品も1客が十人といない。やっていけるのかな。ここ最近はトリュフォーの作品やフランスの作品が多い。

 さてさて、話はずれたが西新井に出来たシネコンの話だよ。

 できて早々にここで開催される試写会に当たった。試写会の当日の前にどんな感じかオープンした最初の日曜にアリオを覗きに行った。そしたらもうごった返していて人の数も車の数も半端じゃなかった。車の渋滞も1km以上できていたんじゃないかな。よくそぉまぁ集まるもんだ。ま、そんなのを見に行っているオイラも同等みたいなもんだけどね。しかしながら試写会の会場までチャリで5分で行けるなんて素晴らしいんでしょ。

 今回の試写会は、「エクスクロス」。監督の深作健太と鈴木亜美による舞台挨拶とティーチインがあった。そのわりには客の入りがよくなかった。一応支配人の挨拶があって暗くなった。

                「エクスクロス」

 原作は第一回このミステリーがすごいで大賞を取った上甲宣之の「そのケータイはXX」である。まぁ、原作を読んでいないからどんな内容だかわからん。チラシを見た感じではホラーぽかった。

 結論から言ってしまうととにかく突っ込みどころが満載である。見始めるとはぁ~・・・と「こんなもんかって」、「おいおい・・・」ってあきれてくる。しかしそれもそんあシーンが増えて、度が越していくとおかしくてしょうがない。そうだ監督の深作健太のデビュー作で「バトルロワイヤル2」も最後は大爆笑だった記憶がある。

 まずは、露天風呂のシーンでテレビの旅行番組のように温泉に浸かっている鈴木亜美と松下奈緒の二人がおもいっきし体にタオルを巻いて入っているし、だったら乳白色の温泉にしろよって思った。

 村人に襲われそうになって浴衣姿だった松下奈緒の普段着への着替えが異常に早い。

 温泉があるのが陸の孤島とされている「阿鹿里村」で、ここはネットにも載っていないとなっているのに松下奈緒がケータイでしょこたんに調べてもらうが検索するときに「阿鹿里村」と一発変換できてしまう。おいらのパソで「あしかりむら」って変換したら「芦刈ムラ」と一発変換した。

 滝に捨てたケータイを捨てた松下奈緒がコテージの中でみつけて、ケータイにかかってきた男の声が「24」のジャック・バウアーの声。

 村人に追われて山にさ迷っているのに白い服に汚れが少ない。

 鈴木亜美に復讐にやってくるのがゴスロリの格好をした小沢真珠。微妙にありえそうなぁ・・・あさそうなぁ・・・イカれぶりははまっていた。

 小沢真珠の怪力・・・

 小沢真珠の衣装替え・・・

 小沢真珠の不死身ぶり・・・

 他にもいろいろと突っ込みどころが満載。原作が気になったから買ってまで読むかは無いから図書館で借りて読むか。

 映画が終わったあとに監督と鈴木亜美によるティーチイン。

 エンディング・ロールが終わって、明るくなると同時に人がなだれ込んできた。な、なにごとだぁ・・・

 「さくらかぁ・・・」

 あまりにも客が少ないから映画館側が気を使って人を集めたんだろう。隣に座っていたおねぇちゃんからも「さくら」って言葉が小声で聞こえてきた。

 支配人の呼び込みで鈴木亜美と監督が登場。

 何度も思うが芸能人はほっそいよあぁ。しかしながら生鈴木亜美を見るとなんか普通のねぇちゃんって感じだった。その辺に歩いていていても気づかないだろう。声を聞いて初めて気づくって感じ。監督はちっちゃいし。

 ティーチインが始まったがもちろんあとから入ってきた人は映画を見ていないんだから質問が出来るわけじゃないし、質問があってもありきたりの演技やアクションへの質問があっただけに。まぁ、ラストの質問が今年のクリスマスの予定は?で終わった。

 六時前に映画館を出て六時ごろに家に着くというなんて楽なんでしょ。これからもここで試写会をやってくれ。そして当たってくれ。

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投稿: 日本インターネット映画大賞 | 2007年12月27日 (木) 01時11分

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