2009年7月31日 (金)

山形スクリーム

 たまには映画のことでもこのところ試写会に当たってもめんどさがでて、はずれた人にはまったくもって行かなかった。最近は当たることもまれになってきた。だったら応募しなきゃいいのにほぼ日課になっているので習慣のごとくに送りまくり。

 今回の試写会の山形スクリームも普通の試写会であったらたぶん行かなかったと思う。完成披露試写会だから舞台挨拶もあるし、生の成海璃子を見てみたいというのもあった。なので天気が怪しかったけど見に行った。

 この日は花火大会がある日で帰りは混むんじゃないかと危惧した。交通費さえ浮かすために親に定期を借りて会場が有楽町だけど三越前までなのでそこから歩くけどまぁ、20分ちょっとで着くからたいした距離ではない。

 梅雨明けして夏本番っていうのにここ最近はぐずついた天気で逆戻りしたんじゃないというぐらいだ。案の定歩き始めて10分もしないうちに雨がぽたりと降ってきた。ふと思ったのがこのまま大雨になって花火大会が中止になっちゃえと思った。

 三越前から日本橋、銀座へと歩いていくと老舗とデパートとブランド物のショップで他の街とは違って空気感が違う。どっかハイソである。そこから有楽町になるとちょっと違ってくる。寄り道でもしようかと思ったけど雨降ってきたし早めに並ぶことにした。

 さすがに舞台挨拶があるっていうだけに50分前に並んだけどかなりの列ができていた。ちょうど並んでいるところから下を覗いてレッドカーペットらしきもモノが敷いてあって何かしらイベントがあるようだ。白い犬が二匹いて、「山形スクリーム」関係のかなぁって思ったけど次の日のワイドショーで「ポルト」の舞台挨拶のようであった。

 有楽町朝日ホールは前の席はフラットになっているので舞台挨拶にはいいけど映画を見るとなると前のやつがでかかったりすると最悪である。なので席にはどこにしようかと思ったけどやっぱ成海璃子を間近で見たいからフラットの席の一番後ろに座った。

 司会のおねぇさんの紹介でEXILEのAKIRA、成海璃子、竹中直人監督、沢村一樹、マイコと登場。さすがは竹中直人はコメディアン出身だけに機会をうかがっては笑いをとり、AKIRAはさすがエグザイルだけにあちこちから声援が飛んできて、一時期太っていた成海璃子もいくら元の状態に戻ってきていた。エロ男爵はやっぱかっこよく、マイコはさすがモデルだけあってすらりとしていた。

 フォトセッションが退場すると舞台上にはマイク四本と譜面台が並べられた。横にいたおねぇチャン二人組みテンション↑が出てきたのがむさくるしい男四人組であった。たぶん主題歌を歌っているSuperflyが出てくると思ったんだろう。残念(笑)

 この四人組は音楽を担当している「栗コーダーカルテット」。名前は聞いたとこがある。竹中直人の口笛を加えて一曲演奏してくれた。やっぱ生演奏いいもんだ。

 舞台上を垂れ幕等を片付けて始まった。

                 「山形スクリーム」

 タイトルにスクリームが入っているということは映画の「スクリーム」であるようにホラーである。まさかリメイクするわけじゃなくおもしろおかしく作ってあるホラーコメディーである。どんな展開になるかってまったく気にすることはなく、だって期待していたのは生の成海璃子が見たいだけで映画のことはすっかりどうでもよかった。

 ホラーだけなら結構簡単に展開はできるけどコメディーともなると整合性と矛盾とが入り混じってくるからめちゃくちゃになるとつまらなくなってくる。それはまずは最初が肝心になってくる。まぁ、ホラーとはなっているコメディーだからまったく怖くはない。

 山形のひなびた陸の孤島の落武者の里に女子高の歴史研究会が訪れる。そこでこの村に祀ってある祠を倒してしまって落武者がよみがえって村人を続々とゾンビになっていってしまう。

 この映画の妙は配役には癖のある人選をしてあること。そして奇妙な役ばかり。舞台挨拶でも言ってようにまともな役は成海璃子だけである。綺麗な先生役のマイコも普通ならすっきりな役だろうけどこの映画ではまさかはちゃめちゃなあんなメイクまでするとは。EXILEのAKIRAもへたれのなさけなーい役。エロ男爵は普通にかっこいい。

 脇でも温水洋一、六平直政、クリスタル・ケイ、岩松了、赤井英和、生瀬勝久、久しぶりに神戸浩を見た。これだけの脇役陣を見ているだけでもまともな結果にならないだけでも楽しくなってくる。

 コメディーで2時間近いってのはちょっと長いかな。長いとメリハリがなくなってきてだれてくる。大体90分から100分ぐらいがいいんではないか。それ以上になるとおなかがいっぱいになってくる。ただでさえ最近の映画は親切なのか説明が多すぎて上映時間が長すぎる。

 人に勧めるかって積極的に進めることはないけどこの馬鹿馬鹿しさは結構好きだ。どうせなら商業性を無視してやるとこまでやって、ジョン・ウォーターズやメル・ブルックスばりにやっちまえばいいのに。コメディーとしての好みはあるが見て損はない。

 映画が終わって外に出ると小雨になっていた。そんなに気にならない程度だったから三越前駅まで歩き、地元の近づいてくると花火大会であったから浴衣を着たおねぇちゃんが乗ってくる。うーん、やっぱ日本の夏は浴衣だね。

 無駄に長い駄文にお付き合いいただきありがとうございます。

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2009年5月20日 (水)

たまには映画のことでも

 ここしばらく試写会や鑑賞券が当たることが無かったがGWが終わったあたりから急に当たり始めた。当たっても行かなかったが多かったが試写会だと日にちと時間が指定されているから気分によって行かないが鑑賞券が当たったからということで友達を誘って渋谷に出かけることにした。

 映画は「サスペリア・デルザ」。なんか昔にCMのコピーで有名だった。

「けっして、一人では見ないでください・・・」

 ってなんてコピーだった気がする。コピーのとおりホラー映画だ。第一作を見た気がするんだけど音楽と一部のシーンしか覚えていない。

 友達とモヤイ像の前に12時に待ち合わせをした。夜勤明けだからこの時間してくれってことだけどおいらとしてはもうちょっと遅い時間のほうがよかった。と、ほぼ時間通りに現着。この日は少しばかり湿気があるのかムシムシしてじんわりと汗が出くる。誘った友達は会うのは一年ぶり以上になる。そして、こいつは待ち合わせ時間通りに来たためしがない。それでも待ち合わせ時間通りに来てしまうおいらもなんだかな。

 ガードレールに腰をかけて10分、20分、30分と案の定来る気配が無い。そうこうしているうちに暇だから目に入った人たちを観察。

 ちょうど時期的に修学旅行のシーズンなの男女のグループがモヤイ像を撮影していった。だいたいが男子はどれを見てもやぼったい。学生服ってダサすぎる。女子はいくらか気を使っているがスカートがひざ下で、白のハイソ、白が基調の運動靴と垢抜けていない。どっかで先生に隠れて私服に着替えちゃえばいいのに。友達が来ないあいだも飽きることが無かった。一番ダサかったのは学校指定の薄い青のザックだかバッグを持ち歩かなくてはいけなかった中学生かな。

 さすがに待ち合わせの時間から30分、いまだに携帯を持っていないから公衆電話からやつの携帯にかけたら

 「あれ、12時だっけ?」

 寝ぼけ眼の声が聞こえていた。待ち合わせを一時と勘違いしてやがった。あんたが12時に指定したんでしょうか。近くからすぐに行くと切れた。さらにモヤイ像の30分待った。映画の始まる時間が1時10分、次が3時10分なのまた二時間待つことになる。

 結局やつが待つあわせの場所に現れたのは開映時間の8分前である。まぁ、映画館には歩いて5分ぐらいだからいいし、どうせすぐに本編が始まるわけがなく予告編が流れているから急ぐことも無かった。ちょうど映画サービスデーでもあったから暗い劇場内には平日ながら半分ぐらいは入っていたかな。

             「サスペリア・デリア」

 ホラー映画をちゃんと見るのは呪怨の試写会を見たきりかな。地上波のテレビではちょっとどぎついシーンのあるホラーは流れることはない。映画始まってすぐに血がどばどばとスプラッター映像が脳に染み込んでくる。しょっぱなからきしょいな。昔のホラーは簡単ではあったが最近はよりショッキングに描こうとするからグロい部分が目立って、怖くなくてただ目をそむけたくなってくる。

 魔女が出てくる、悪魔が出てくる、悪霊が出てくるモノはこれに対して人間と戦うが神から助けや啓示によって善と悪との対決になってくる。だいたいがこの手の映画に出てくる神とはキリスト教であって、まぁごくまれではあるが結果は決まりきっている。呪縛からいまだに解かれることは無いためにステロタイプの作品が出来上がってくる。だからこの作品もどう論じろって言われても中身というより結果がわかりきっているだけにどういう風に展開するかだけである。

 映画の途中で日本人が出てくるが何で日本人なんだよ。最後は頭がつぶされて死んでしまう。あっけねぇー。あの日本人役は実際に日本人なのか日系なのかアジア系なのかちょっとわかりづらかったな。

 

 少しばかり睡魔との戦いでもあった。完全なる睡魔が襲ってくるわけじゃないんだけどふとしたときにコクリくる。エンディング迎える10分ぐらい前に少しばかり寝てしまった。全体の映画の部分でうろ覚えなとこがある。

 たぶんいろいろとホラーを見てきたりキリスト教についてわかってくると怖いということなくなってきて冷静に判断してしまう。それに日本以外のホラー映画って怖がらせているっていうより急に襲われたりしてただ驚かせているって感じ。スプラッターでごまかしている。日本のホラーには忍び寄ってくる恐怖がある。

つづく・・・

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2008年3月25日 (火)

明日への記憶(終)

 上映終了後に二十分の休憩。このあいだにティーチインでの質問なり、感想を考えなくてはならない。と、いってもそー簡単には頭の中でまとまらない。右に左にぶれることなく真っ直ぐな映画だと思った以外に浮かんでこなかった。ま、その場の存在感を消して挙手をせずになんとかして逃げ切ろう。

 実際よぉ、感想はすぐに思いつくのは面白かったかそうでなかったでしょ。まぁ、オイラの場合は睡魔が襲ってきたか襲ってこなかったが加わる。今回少しばかり睡魔が軽く襲ってきた。あそこがあーだった、こーだったって振り返りながらですぐには言葉が浮かんでこない。もしくは目的意識を持ってみれば見つけた部分があれば感想につなげることが出来るだろう。何も考えずに映画を楽しもうと思って見たからなっかなか内容と考えが整理されずにまとまらずにいる。あとはバーカだから頭の中でまとまるまで時間がかかるんだな。

 めんどーーーーくなった!なんとかして終わらせる。

 まずはすぐには感想も出来ないだろうということで先にメールで受け取った質問から答えることになった。メールを送った人のHNで呼びかけてティーチインする形を取った。

 これはもしかしたら呼ばれる可能性が出てきたなぁ・・・無視しようかなぁ・・・

 メールで送られてきた質問によるティーチインが始まって30分ほど経って、そろそろ感想を聞こうとなった。

 (呼ばないでくれよ)

 「まずは、○○さん」

 (なにー!最初にオレかよ・・・)

 「○○さんは、去年一年間で950本モノ映画を見たんです」

 まわりからちょっとしたちょっとしたどよめきが起こった。

 (よ、よけいなこと言うなよぉ・・・どんだけヒマか。こいつ何やっているんだよ・・・って思われるだろ)

 もう、毛穴が開いて変な汗が出てきたじゃないか。一瞬無視しようかと頭の中で浮かんだ。しかし、手を挙げた。もう、何も考えていなかったからしどろみどろ、意味不明、挙動不審、声が出ているのかグダグダであった。結局感想も前の日に思っていたことを基準に答えた。

 最初に指名したってことは最初から当てる気だったんだな。だったら、受付のときに当てるってことを言ってくれればもう少しましなことを言えたはず。そのぐらい気を使ってくれてもいいじゃん。まったくよぉー!

 このあとティーチインは続いてもしばらく変な汗は引くことはなく気持ち悪かった。質疑の中でちょうど前に座っていた人がクリント・イーストウッドが監督した「硫黄島から手紙」に絡めて、渡辺謙が扮した栗林中将のことを栗原と言っていて、誰もまちがいを指摘せず声をかけて指摘をしようかと思ったけど「栗原のまま話が進んでいたので声を掛けづらくなったのでやめた。まぁ、誰も気にしているようじゃなかったいいかな。もう一番最初に当てられたから指名されることは無いと思って少しは安心した。

 約一時間のティーチインが終わって解散となった。どうせ六本木にいても金のない者は行くとこもないし、遊ぶ場所もないのでヒルズ内にある映画館に行ってチラシをもらってきて家路についた。

 終わらせるのにずいぶんと時間がかかってしまった。どうも気力が出ず放置したまんまになった。次更新するのはいつになることやら。ブロガー向けの試写会であればすぐに更新はする。

 

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2008年2月16日 (土)

明日への記憶

 戦争で大量破壊兵器が使用され始めたのは第一次世界大戦からである。銃器、爆弾、飛行機からの投下と無差別攻撃が始まった。映画はピカソのゲルニカの舞台となったスペイン内戦の無差別爆撃のシーンから始まり、第二次世界大戦でのドイツ軍によるロンドン、連合軍によるドリスデン、日本軍による南京、重慶、漢口、アメリカ軍による日本各地に空爆による無差別攻撃。映画が始まってすぐに、んっ?あれ南京って空爆あったかな?それに空爆された駅があってそこに赤ちゃんが泣き叫んでいるシーンがあったけどこれってプロパガンダとして作為的に撮影されたものじゃなかったかな?何かで読んだ気がするなぁ・・・ちゃんと時代考証しているはずだよなぁ・・・

 東京裁判では指導者が問われるA級戦犯、戦争犯罪行為の命令者のB級戦犯、その実行者をC級戦犯とした。この映画の主人公である岡田資中将は名古屋空襲の際、パラシュートで投下して捕獲された搭乗員を捕虜として扱わず、正式な手続きを経ずに処刑した殺人の罪として問われていた。

 日本の戦争映画っていうとどうしてもイデオロギー色が強く出て右や左に偏った作品になるんじゃないかと危惧していた。そうなってくるとちとばかしうんざりしてくる。ストーリーが進むにつれてそんな心配を無駄であった。裁判の焦点である処刑は正式な手続きで行われたが中心となっているために感情に溺れることがなく岡田中将が愚直なだけにそれがスクリーンから伝わってきて真っ直ぐに作られている。

 上映後のティーチインでの感想でフランキー堺主演の「私は貝になりたい」との比較をされていたがこの意見を聞いてどこが違うのか思った。どっちも戦犯に最後は処刑されてしまうが何が違うのか。「私は貝になりたい」は見ていないからはっきりとしたことはいえないけど「明日への記憶」には戦後の生活感が感じられなかった。法廷シーンが作品のほとんど占めているから戦後の大変さが伝わってくることない。だから戦争映画っていうよりむしろ法廷劇ともいえる。法廷劇でも新たに証拠や証言が出てくるわけじゃなく、国際法や軍規の解釈のやり取りでその中でいかに岡田中将がC級として戦犯を受けている部下達に不利な判決が出ないように言葉で戦う。

 黒澤明監督のもとを長く助監督をつめていた小泉堯史監督なのに思い浮かべたのはなぜか小津安二郎監督を思い描いた。それは岡田中将という実在した人物だけに調べればどんな人であったかは人物像が見えてくる。しかし、この映画の中の岡田中将は趣味嗜好というものが部分的なモノが見えてこなかった。また、他の人物から戦後の生活感が見えてこなかった。ほとんどが法廷シーン、刑務所の中と高い塀の中と隔絶されているためか戦後の空気感が伝わってこない。小津映画も会社のシーンが出てきてもどんな仕事をしているのかわからない。また、名作の「東京物語」も東京の風景はほとんど出てこない。余計な情報が少ないとことの本質が見えてくる。そんなところで感じたのかもしれない。

 数年前から日本映画が面白くなってきていたんだが、ここ1,2年前からちょっとあれ?って思ってきた。宣伝をバンバンとかけてくるテレビ局が強く関わって映画はひどさが止まらない。特にお台場のとこがね。表面的には面白いし、感動はするがすんごい薄い。たまに試写会なんかでまわりから鼻をすする音が聞こえてくるような感動する作品でも見ていてイライラすることがある。とにかく感情過多、BGMのウザさが鼻につく。その点「明日への記憶」はそういうところが少ないためか惑わされることなく見ることが出来た。

 なんとも感想もグダグダになっちゃったな。上映後のティーチインについては次に。

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2008年2月12日 (火)

明日への記憶(序)

 久しぶりの更新になるどうもここ最近気力が沸かず、なーんにもする気がなくブログも途中まで書いといて挫折。とにかくテンションがあがらず自堕落がさらに加速して。さらにダメダメ人生である。やる気が無いせいかせっかく当たった試写会も見たいなぁ思って動こうとせず、いかんなぁ。

 2月10日にブロガー向けの試写会に参加。この試写会も行こうか迷った。やっぱ、めんどい。行きたくないなァってのが支配していた。ブロガー向けってことでプレスシートがもらえるかなァってよこしまな考えで行くことにした。それでも雪の予報が出ていたから雪が積もってやっぱ、やーめたとしたかった。そんな思いを裏切るかのようにがっつりと晴れた。しょうがない行くべ。

 今回の試写会には監督とのティーチインがある。当選メールの文面に監督に質問はないかって。そこで考えてみた自分の中に大東亜戦争についての考えがある からいろいろと思い浮かべたがどうもピンとこなかった。なので映画を見てから考えることにした。ティーチインがあるってことでいろいろと考えてみたがどうもまとまらなかった。

 んっ?。おかしな方向に行っているぞ。極東軍事裁判を扱った作品だけに右の考え、左の考えがあるんではないかとそれに討論会でもディベートじゃないんだ映画を見るんだ。映画は楽しむもんだ。いろんな思いで見たら粗探しを始めて何にも楽しむことが出来ない。なので頭をカラッポにして見ることにした。

 今回の試写会の会場は六本木にあるアスミックエースの試写室で行われた。プレスシートを期待したが簡単なホッチキスでまとめられたものであった。まぁ、それでも試写室でゆったりとした椅子に座って見れるだけでもありがたいもんだ。映画が始まる前に簡単なアンケートを書きこんで始まるのをまった。

 頭をカラッポで見ると言っても自分の中の戦争観が反映されると思う。だから、そういう考えが浮かんだら極力排除することにした。制作委員会の挨拶があって明かりが消えてスクリーンに明るくなり映画が始まった。

 つづく

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2007年11月23日 (金)

映画館がやってきたー!

 足立区から映画館が消えて何年経つやら・・・

 北千住の白亜館の下にあった映画館があったのはもう記憶の奥底に埋もれている。だから、映画を見に行くっていうと近くて草加か上野まで足を運ばなくてはいけなかった。映画館も最近こそキレイになっているがシネコンが日本に登場する前はとにかく今とは比較にならないぐらいに汚かった。今でこそそんな映画館はレトロちっくでおもむきがあるとか言うかもしれないけど椅子は小さいわ、ケツは痛くなるわ、音もいいってもんじゃない。それから比べたら最近の映画館の設備はすごいね。椅子はゆったりしているわ、音響はいいわ、文句ないわ。

 このたびやっと西新井にアリオが出来て、toho-theaterがやってきた。商業系の映画館としては久しぶりである。商業系ではないけど北千住にオフシアターの連合会に加入していないアート系のシネマ ブルースタジオができた。アート系だけに少しばかり作品は小難しいモノが多い。最初のころは同じ建物の中に黒澤の名を名乗った映画学校が出来るからと黒澤の映画を取り上げていたがそれがおじゃんになってしまって、取り上げられることがなくなった。ブルースタジオは一律1000円と安い。それにめったに上映されることが少ない作品が多く、この機会を失ったらいつ大きなスクリーンで見れるかわからない。だから見たい作品があったら見に行くべし。初めて見に行ったのがテオ・アンゲロプロス監督の「ユリシーズの瞳」。約3時間近い作品である上に風景が詩のような静かな抑揚のないから印象的ではあるけど結構睡魔が襲ってきた。そんな作品だけど機会があったらもう一回見たいもんだ。

 そのあとに「ウエスト・サイド・ストーリー」「地獄の黙示録」完全版(3時間半とけっこうきつかった)「風と共に去りぬ」(4時間近いがずっと引き付けられた。大きなスクリーンで見るチャンスそーあるもんじゃない)「旅芸人の記録」(これもテオ・アンゲロプロスの作品で4時間近いのにインターミッションがなかったために途中でとにかくトイレに行きたくてしょうがなかった)。上映時間が長いやつばかり見に行っている。どの作品も1客が十人といない。やっていけるのかな。ここ最近はトリュフォーの作品やフランスの作品が多い。

 さてさて、話はずれたが西新井に出来たシネコンの話だよ。

 できて早々にここで開催される試写会に当たった。試写会の当日の前にどんな感じかオープンした最初の日曜にアリオを覗きに行った。そしたらもうごった返していて人の数も車の数も半端じゃなかった。車の渋滞も1km以上できていたんじゃないかな。よくそぉまぁ集まるもんだ。ま、そんなのを見に行っているオイラも同等みたいなもんだけどね。しかしながら試写会の会場までチャリで5分で行けるなんて素晴らしいんでしょ。

 今回の試写会は、「エクスクロス」。監督の深作健太と鈴木亜美による舞台挨拶とティーチインがあった。そのわりには客の入りがよくなかった。一応支配人の挨拶があって暗くなった。

                「エクスクロス」

 原作は第一回このミステリーがすごいで大賞を取った上甲宣之の「そのケータイはXX」である。まぁ、原作を読んでいないからどんな内容だかわからん。チラシを見た感じではホラーぽかった。

 結論から言ってしまうととにかく突っ込みどころが満載である。見始めるとはぁ~・・・と「こんなもんかって」、「おいおい・・・」ってあきれてくる。しかしそれもそんあシーンが増えて、度が越していくとおかしくてしょうがない。そうだ監督の深作健太のデビュー作で「バトルロワイヤル2」も最後は大爆笑だった記憶がある。

 まずは、露天風呂のシーンでテレビの旅行番組のように温泉に浸かっている鈴木亜美と松下奈緒の二人がおもいっきし体にタオルを巻いて入っているし、だったら乳白色の温泉にしろよって思った。

 村人に襲われそうになって浴衣姿だった松下奈緒の普段着への着替えが異常に早い。

 温泉があるのが陸の孤島とされている「阿鹿里村」で、ここはネットにも載っていないとなっているのに松下奈緒がケータイでしょこたんに調べてもらうが検索するときに「阿鹿里村」と一発変換できてしまう。おいらのパソで「あしかりむら」って変換したら「芦刈ムラ」と一発変換した。

 滝に捨てたケータイを捨てた松下奈緒がコテージの中でみつけて、ケータイにかかってきた男の声が「24」のジャック・バウアーの声。

 村人に追われて山にさ迷っているのに白い服に汚れが少ない。

 鈴木亜美に復讐にやってくるのがゴスロリの格好をした小沢真珠。微妙にありえそうなぁ・・・あさそうなぁ・・・イカれぶりははまっていた。

 小沢真珠の怪力・・・

 小沢真珠の衣装替え・・・

 小沢真珠の不死身ぶり・・・

 他にもいろいろと突っ込みどころが満載。原作が気になったから買ってまで読むかは無いから図書館で借りて読むか。

 映画が終わったあとに監督と鈴木亜美によるティーチイン。

 エンディング・ロールが終わって、明るくなると同時に人がなだれ込んできた。な、なにごとだぁ・・・

 「さくらかぁ・・・」

 あまりにも客が少ないから映画館側が気を使って人を集めたんだろう。隣に座っていたおねぇちゃんからも「さくら」って言葉が小声で聞こえてきた。

 支配人の呼び込みで鈴木亜美と監督が登場。

 何度も思うが芸能人はほっそいよあぁ。しかしながら生鈴木亜美を見るとなんか普通のねぇちゃんって感じだった。その辺に歩いていていても気づかないだろう。声を聞いて初めて気づくって感じ。監督はちっちゃいし。

 ティーチインが始まったがもちろんあとから入ってきた人は映画を見ていないんだから質問が出来るわけじゃないし、質問があってもありきたりの演技やアクションへの質問があっただけに。まぁ、ラストの質問が今年のクリスマスの予定は?で終わった。

 六時前に映画館を出て六時ごろに家に着くというなんて楽なんでしょ。これからもここで試写会をやってくれ。そして当たってくれ。

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2007年11月13日 (火)

何度でも言ってやる!

 五日の日にモニター向けの試写会が当たったので人が途絶えることない街六本木に行ってきた。六本木はいつも試写会ではおもにプレミア試写会としてよく六本木ヒルズにある映画館であるが今回は20世紀FOXの試写室だった。この試写室に来るのは三度目である。映画会社や配給元の試写室はそーめったに一般人は入ることはそーあるもんじゃない。20世紀FOXの試写室は今回含めて三回目である。初めてこの試写室に入ったときは20世紀FOXとしては初めて一般人を呼んでの試写会であった。そのときはなぜか社長の挨拶まであった。その上にお土産までくれた。もうかなりの好印象である。

 この試写室は規模としては小さいほうだけど他にはない良いとこがある。新しいとこは椅子なんかはゆったりとして幅もある。ミッドタウンの中に会社があって景色が最高のとこもあるが20世紀FOX試写室は椅子もちっちゃいながらも少しばかり背もたれが倒れるのがいい。これがけっこうポイントが高い。その上でスクリーンがもう少しを大きく、椅子がもう少しゆったりできれば文句ないね。

 さて、今回の映画は公開がまだまだ先の映画である。来年の三月の公開の「ダージリン急行」。さて、どんな映画なのかまったくもって予備知識がない。ダージリンだからインドの映画なのか?急行だから電車が出てくるんだからロードムービーなのか?どんな映画なんだろう・・・試写室に入るときにチラシすらもらえない。簡単なアンケートの紙を渡されただけだ。まぁ、見れば分かるだろう。

 まずは簡単な説明があって、本編に入る前に「ダージリン急行」の監督によるショートムービーを見た。見終わるとそこでそこで簡単なアンケート用紙が配られた。ショートムービー自体はちょっと見ていて抑揚がなくて少しばかりウトウトとしてきた。ホテルに宿泊している男のとこに急に女がやってくる。やってくるあいだにあれこれと片付ける。この時点で男にやましいとこでもあるんじゃないかと勘ぐるがただ部屋がグッチャグチャに汚れているだけ。男と女が部屋に二人きりになれば、あとは決まっている・・・

 ショートストーリーが終わったらまた、アンケート。

 画質の悪い予告編を見て本編へ突入。

 ダージリン急行というタイトルだけに電車の中のシーンが多い。父の死をきっかけに離れてしまった三兄弟が母親に会いに旅に出る。何度か心が離れそうになるがやっぱ兄弟ってのはどこかつながっているものでいろいろとありながらも母親の元へとたどり着く。長男は事故って満身創痍で、次男は離婚をしようかと、三男は乗務員の女に手を出しちゃう。問題を起こして列車から降ろされちゃう。とにかくゆる~いロードムービー。

 ロードムービーってちょっと重いテーマであったり、自分探しであったりして思いを駆り立てられたりするが「ダージリン急行」は長男に言われるままになんとなく旅につき合わさられているって感じ。ロードムービーは旅が一つの目的であるから風景こそ変わるがそんなに大きな出来事って結末にちかづかないかぎり盛り上がりに欠けて見ているほうがきつくなってくる。もう睡魔ちゃんとの戦いになってくる。「ダージリン急行」は睡魔ちゃんに襲われなかったッてことはつまらないってことはなく、どことなく不思議な映画であった。

 ショートムービーとあわせてみると見ると面白さが増してくる。

 で、何度でも言うが上映中の着信音のマナーは守られてきているがマナーモードのバイブの音でもウザく感じる。今回もあったけどエンディングロールが流れ始めたとたんに斜め前に座っていた野郎が携帯を取り出してメールチェックをするのか携帯の明かりが目に入った。もうこの瞬間にこのクソ野郎の椅子を蹴りつけてやりたい衝動に駆り立てられた。さらに後ろから延髄蹴りを喰らわしてやりたくなった。他の試写会でも携帯の明かりぐらいならいいだろうって。けっこうどころがかなり目障りである。見ている本人は気にならないかもしれないけど暗い中で明かりがつけばどうしても目が行くだろ。せっかく映画に入り込んでいたのにその携帯の明かりのために引き戻される。そんなやつは市中引き回しの上に後頭部に蹴りを入れてやりたい。

 何度でも言うが明るくなるまで携帯電話の明かりはウザいんじゃ!暗い中で明かりは目障りなことに気づかない低脳なやつは映画を見にくるな!そんなやつは逝きやがれ!

 最後に作品のアンケートを答えて外に出るとポツリと雨が降り出した。

 贅沢言えばプレスシートが欲しかったな。最低でもブログに書くからチラシだけでも欲しかった。公開が来年の三月だからまだ出来上がっていないのかな。

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2007年10月14日 (日)

今年の最低と最高 (今のところ最高編)3

 更新もせずになかなか終わることなかったのがやっと終わる。このあいだにもいろいろと試写会に行っているからたまりまくっているなぁ・・・

 では、つづき

 エンディングとともに、一気に大爆笑が起こり、大喝采である。エンディングロールが流れている間ずっと拍手が続いた。スタンディングで拍手をしたかったが自分は先頭になって立ち上がってするのは恥ずかしかったから誰か立たないかなァって思った。結局誰も立つ事はなく、拍手がシアターに鳴り響いた。それに答えてタランティーノが立ち上がって、四方に向ってお辞儀をした。エンディングを迎えるまで観客は反応が薄かったから内心はどうだったんだろうなぁ。でも、最後の大喝采でそんなのが吹っ飛んだろう。

 タランティーノがシアターから退場するときにもう握手攻めであった。オイラも近くいたんだから近づけば握手してもらえたかもしれない。

 出口を出るともう吐き出されるように人で溢れていた。外に出ると映画館の出入り口の脇を見ると奥のほうで記者会見をおこなっていた。少しばかり離れているから誰がいるんだかわからなかったけどしばらく見続けた。少しすると終わったのか一人の女性がこっちのほうに来て、ドア越しに目の前を通って、エレベーターに消えていった。かなりスタイルがよかったから顔はよく見えなかったけどモデルかなんかだろう。しかし、スタイルがよかったなぁ。誰だったんだ。家に帰ってこの記者会見の模様が早くもうpされていた。熊田曜子であった。グラビアアイドルだけにスタイルのよさはずば抜けていた。スタイルのよさに目が行って、顔には目がいかなかった。

 次の記者会見が始まっていた。今度はもう何度も取り上げている少女だった。記者の前に立つぐらいなんだからかなりの有名なんだろう。しかし、名前が浮かんでこない。誰なんだろう。ちょいと横を見ると千葉真一がエレベーターを乗るところだった。

 もういいかなって思って、その場を離れ帰ることにした。プレミアム試写会があるたんびによく六本木ヒルズに来るけど場違いだよなぁ。金が無いからどこかのお店に入るってことはないし、一人とか野郎二人で展望室に行くってのなんだし・・・せめて、夜の六本木を散歩するぐらい。なので、なんもすることが無いからとっとと帰るべし。

 駅の券売機で切符を買おうとしていたら、またここで何度と見かけているあの少女がマネージャーらしき人と地下鉄で帰ろうとしていた。近くで見てもやっぱかわいいもんだ。車でのお迎えじゃあないんだ。もう、こうなったら誰だか気になるから今日のことはネットで調べることにした。

 熊田曜子と一緒にこの子の記事も写真付きで載っていた。記事を見て納得した。この少女は草刈正雄の娘の麻有であった。そりゃ注目浴びるわ。最近親子共演で記事になったから読んで話は聞くだろう。しかし、この映画ってR-15だったよな。ネットでプロフィールを見たら14歳であった。いいのかなぁって思ったけどマネージャーと一緒だったからいいのか。

 はぁ~・・・これにてやっとのこの回のブログを終わらすことが出来た。どうも気が乗らないと書く気がしなかったから夏の話だったのに金木犀の匂いが包み込む秋になってしまった。更新が遅れるあいだにも試写会にも通っていたからそのことも書かなくてはいけないけどまとめて簡単に感想だけでも載せるかな。次の更新は早くなる遅くなるかは気分しだい。

 ということで完。

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2007年9月25日 (火)

今年の最低と最高 (今のところ最高編)2

 だいたいプレミア試写会のときは一般招待客だからあまりいい席ではない。ここ2~3回はもうすぐそこが壁のはじっこだった。だから今回もいい席を期待はしていない。またいつものようにシアターに入ってすぐに階段を上がって手を伸ばせばすぐの席だと思った。

 N列ー12席

 いつも違って、センターに近い席でN列と上のほうであるが今までと比べればかなりの良席である。

 完成披露プレミア試写会のときはセンターの席はプレスや関係者やゲーノー人と決まっている。それにプレスシートももらえる。一般招待客はオマケのようなもんだ。たまーにプレスシートやプレゼントをくれたりする。それでも一般の試写会に比べればかなり優遇されている。舞台挨拶もあるけどセンターの席じゃないし、後方に座ることが多いからやっぱちっちゃく見える。

 席に座っちゃうと他にやることがないから友達とだべるか人間ウォッチングしかない。やっぱ、センターの席にはどんな人が来るのか見る。と、見ていたら、入場前に見かけたかわいい子が関係者らしき人と話をしていた。やっぱ、芸能人なんだろう。しかし、いまだ誰だかわからない。気になるなぁ。新人とかだったらよほど名前が売れていないと関係者が近づいては来ないだろう。

 開演が時間が近づいてくると席が埋まり始め、関係者だけに配られたプレスシートを読んでいると人やあちこちで挨拶が見られた。開演ギリギリになって、白のスーツをビシッと決め込んだオーラを放っている人物が入ってきた。遠くからであったがよーく見ると、sonny chibaこと千葉真一ではないか!タランティーノの映画に出たことがあるだけい招待されたんだろう。しばらくするとシアターが暗くなって始まった。

 映画評論家による司会で始まり、まずは注意事項としてマスコミ以外の人のカメラ撮影をやめて欲しいことを説明して、もちろん携帯でのカメラもダメ。まぁ、一枚ぐらい隠れて撮ってもばれないけどね。司会者が何か言っているときにすらっとモデル風のきれいな外人さんがななめ前の関係者席に座った。そうこうしているうちに監督のクエンティーン・タランティーノが呼ばれて、スクリーンの脇からではなく、観客の通路を拍手の中を通ってスクリーンに向って下りて行くときに千葉真一と握手をしてスクリーンの前に立った。

 タランティーノって間近で見るとけっこうでかいんだなぁ。オタク系だと思うから細いのかなと思ったらけっこうがっちりとしている。それでいて見たとおりのあごは長かった。やっぱ声も高く、よーくしゃべる。海外からのお客さんのときはちゃーんと花束を持った芸能人が呼ばれる。今回はスキヤキ・ウエスタン「ジャンゴ」で共演をした桃井かおりが司会者に呼ばれて脇から出てきた。いつも思うが女優って生で見るとやせているよなぁ。一通りトークが終わるとマスコミによるフォトセッションが始まる。この間だけは観客はほっとかれる。ひたすら対象物に向ってフラッシュがたかれる。最後尾からはテレビカメラがとらえる。確かに今日はぎっしりと席は埋まっている。何で主催者側は多く試写会のはがきを配ってしまったんだろうな。

 フォトセッションが終わり、タランティーノが退場すると思っていたら、我々と一緒に映画を見るっていうじゃないか。客の反応が怖くないのかな。もし、反応が薄かったらあせるだろう。いい根性してる。さっき座った金髪の横に席が用意されていて、オイラの座っているところからずいぶん近いところであった。間近で見るとやっぱでかい。

 シアターが暗くなってスクリーンに画が映し出した。

            「デス・プルーフ in グラインドハウス」

 この映画のテイストとしては70年代の映画の雰囲気をかもし出そうってのが狙いでもある。そのため、映像がもう繰り返し繰り返し使われたがためにノイズや途切れる画、画には傷がいっぱい入っていて、磨り減ってしまったフィルムって感じである。これで、六本木ヒルズのシアターではなく、場末の臭ってきそうなだけに椅子も粗雑でずっと座っていると腰やケツが痛くなってきそうな映画館であったらもっと雰囲気があっただろう。だいたいこんな映画館は2本立て、3本立ては当たり前である。アメリカではもう一本のロバート・ロドリゲスの「プラネット・テラー in グラインドハウス」の二本立てだったみたい。日本ではディレクターズ・カット版としてアメリカよりも長くして公開される。

 ユマ・サーマンのスタントをしていた女性が出演ということでカーアクションのシーンはもちろん彼女がスタントなしで演じられる。これがまた危ないシーンが多いんだ。ちょっと間違えば確実に逝ってしまうはずだ。見ているこっちがひやひやする。それだけにカーアクションは圧巻である。

 しかし、しゃべりのところではアメリカらしさなのか日本人にはちょっとピーンとこないと思う。それでもやり取りの汚さがまたいい。下品な言葉ってのはアメリカでは日本以上に多く、スラングや言葉の意味がわかるとなお楽しいがそこまでのアメリカの文化がわからないとただ汚い言葉だけで終わってしまう。そんな会話をずっと続くと少しばかりだれてくる。もちろんセリフには意味はあるんだろうけどそれをずっと見せ続けられるとぼぉーとしてくる。

 タランティーノの映画はとにかく女が強い。この映画もとにかく女は負けない。負けないだけじゃなくて、ファンションセンスが光っている。みごとにスクリーンを彩っている。

 少しだらだらとシーンが続くがこれがラストに向って進むにしたがってカーチェイスとなりそこから装いが変わってくる。もう女を怒らせたら怖いよって。さっきまで立場が逆になって、もう車をぶつかり合う。このぶつかり合いも現代の車では無理だろう。すぐに動かなくなってきてそこで終わってしまうが少し前のアメ車だけにそう簡単には壊れない。壊れながら走り続ける。壊れないのは車だけじゃなくて女どもの心も折れない。むしろ火がつけられて、復讐劇が始まる。そして、エンディングはすっきりと終わらせてくれる。このエンディングはぜひ見て欲しい。もう拍手大喝采である。

 長くなったから、一旦切る。

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2007年8月30日 (木)

今年の最低と最高 (今のところ最高編)

 ずいぶん遅れてのお話。

 八月二日(火)

 今日は六本木ヒルズの映画館でのプレミア試写会。映画は「デス・プルーフ in グラインドハウス」。

 まぁ、どうせヒマだから少し歩こうかと銀座駅で降りて、六本木まで歩こうかと思ったけどさすがに夏だけに暑そうなので汗ダクダクになって歩くのはうんざりするし、汗臭くなるのもちとイヤであった。

 昨日、十一時過ぎに一緒に行くはずだった友達が急遽行けなくなった℡があった。ここで女性とか誘えればいいんだがそんな友達なぞおらんし、しょうがないからいつも誘うやつにメールを送ったら、バイトが早めに終わるから行けるということなので映画館のチケット売り場で待ち合わせすることにした。ちなみにこいつは今話題のグッドウィルに登録している。

 地下鉄を降りて地上に出ると今日の六本木はムシムシであった。歩かなくてよかった。いつも思うが六本木ヒルズから見る東京タワーは暗くなるとキレイにライトアップされる。

 いつもなら友達と待ち合わせてからチケットカウンターに行って、はがきと交換するのだが今日に限ってはいつ来るかわからないので席が無くあるってことはないだろうから交換することにした。映画館のドアのところでボードを持った配給会社の社員らしき人が声を張り上げて誘導していた。言われるままに係員にはがきを渡すと番号の入ったクリップをくれた。それでチケット売り場に行ってくれってことだ。なんじゃこれ??チケット売り場のおねぇちゃんに渡すと席は選べないということでチケットを二枚受け取った。さて、友達が来るまで何をしていようか。夏休みでもあったからテレビ朝日にでも行けば何かしらイベントでもやっているかと思ったらなーんにもやっていなかった。イベントは東京ドームシティだけでやっているだけ。夏休みでもあるんだからなんか面白いことやっているよ。しょうがないからイベントスペースでタップのイベントがあるらしい。それが六時半からで試写会の開場が四十五分からなので友達との待ち合わせまでフリーのインベットであったから勝手に椅子に座ってボーとしていた。たまに吹き付けてくる風に触れると気持ちがよかった。

 待ち合わせの時間がきたから映画館のチケット売り場に行ったが人がいっぱいいたのでなんか空気が重たく感じ、冷房は効いている施設内にいるより少しムシムシするけど外で待っていたほうが気持ちよかった。それに人間観察をしているのも楽しかった。ここはいろんな国の人たちが訪れるから見ていても飽きるってことはなかった。そうこうしているうちにデブッちょの友達が汗だくになって階段を上がってきた。

 まだ、開場の時間まで時間があったから外でだべっていた。あいかわらず係員が声を張り上げて試写会に来る人に誘導していた。友達とだべりながらなにげに見ていたら、

「すみません、席が埋まってしまいました」

 テーブルにいた係員が並んでいた列に向って説明していた。せっかく来たの帰されるのはかわいそうだ。と思いつつ、

「ふと思ったんだけどさ」

「ん?なに?」

「いつもならお前が着てからチケットに交換するじゃん」

「そーだね」

「今日はもうチケット交換しちゃったし」

 サイフからチケットを取り出して、

「こっちは勝ち組であっちは負け組ってことだな」

「ブファファファ・・・」

 悪魔な心が芽生えてちとばっかし優越感に浸った。

 六本木まで足を運んでそれでいて入れないって失礼だよな。来ない人を見込んで多くはがきを送ったんだろうな。普通の試写会ならいくらか空席があることはあるけどプレミア試写会だよ出席率が高いに決まっている。そんな係員が説明しているところをかいくぐってエスカレーターで上の⑦シアターに向った。

 ⑦シアター前は開場を今か今かと待ちわびている人たちとキャラメル味のポップコーンの匂いが充満している。

 開場前にトイレ、トイレ。

 トイレに行こうとしたらかわいい子が目に入った。ただならぬ芸能人オーラを受け取った。見続けたらおかしい人に思われてしまうしまうからトイレ、トイレ。トイレから出て、見たけど誰だかわからなかったなぁ。U-15くらいのアイドルかなぁ。う~ん・・・誰かなぁ・・・周りは気づいていないだろうけど確実に確証がもてないが芸能人のはずだ。新人なのかなぁ。そのわりには新人の空気は出ていない。友達に聞いても知らないと。誰だ。そんなこんな考えているあいだに⑦シアターの扉が開いて、ゆっくりと扉の奥へと吸い込まれていった。

 長くなったから一度切って、つづく。

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2007年8月 1日 (水)

今年最低と最高 (最低編)

 一日、二日続けての試写会。一日はアニメ、二日は舞台挨拶付きの試写会。アニメはどうでもいいけど舞台挨拶のあるプレミア試写会には行きたい。この暑い中動くのはめんどいけどそれでも行く。

 八月一日(水) 

 たまにはいつもと違う友達を誘ってみた。こいつはいつも電話してもなかなか捕まらず、着歴でわかっているはずなのに向こうから電話を掛けてくるってことはない。携帯を不所持のオイラとしては捕まるまで何日も電話を掛ける。捕まっても勤務時間が不規則だから行くとは限らない。今回は珍しく休みが重なったので一緒に見に行くことになった。

 やつも休みということで試写会の会場が九段下なので大鳥居のとこで3時に待ち合わせをした。

 オイラは時間にはきっちりしているから待ち合わせ時間には間に合うように行くけど今日はもう暑くて、暑くて・・・チャリで九段下まで行くんだけど急いで汗をかきたくないし、どうせ友達は確実にいつも三十分は遅れてくるから遅れて行ってもかまわないだろう。こいつに一度確実に遅れてくるよなって聞いたら、

「どうせ、お前だからかまわないだろ」

 って、言われてしまった。まあ、来れば遅れてこようとあまり気にはしない。

 待っているあいだ辺りを見渡すとけっこう外国人が多いことに気づく。大鳥居の下で待っていると母子が皇居へ行く道を聞いてきた。言葉を聞くと日本人ではなく韓国人であった。まだ、母親のほうは片言だけど日本語がわかったけど道順の説明はどうしたらいいのか考えた。日本語で言ってわからないだろうし、かといって英語ってワケにはいかないし、もちろんハングル語は話せないし、どうしたらいいものか・・・めんどいから口で言うより近くまで一緒に行って教えたほうが早いから坂道を降りて教えることにした。そして、武道館を指して教えた。しかし、韓国とは靖国の参拝でひと悶着あるって言うのに観光で来るってことはあるんだ。

 案の定、四十五分経っても姿を現すこともなく、携帯を持っていないから今では少なくなった公衆電話を探して電話してみた。どうやら、急遽仕事が入ったみたいで来れないことはないけど遅くなるってことで五時半には着くようだ。これで五時半までの一時間半ほど暇になった。ヒマなことだからとりあえずは靖国神社にいることだし、お参りをすることにした。この暑い中うろつくのもめんどいし、日陰があるところで本でも読むことにした。日陰があるっていったら生い茂る木の下しかない。喫茶店に入るほどお金はないし。ベンチに座って本を読んでいたがなにせ木の下で草も生えているから蚊が多くて困る。これでは本に集中できない頭に入ることがなく時間を過ぎ行くの待つのみである。夕方にもなれば日も暮れてきて、さっきまで日が照らされていた参道にも影が伸び始めて、風もあったせいかいくぶん涼しくなってきた。今度は約束どおりに五時半にやつが大鳥居に向って登ってきた。

 遅れてきたお詫びとして、コーラ一本おごってもらった。まあ、安上がりなこった。友達もお参りをして会場である科学技術館のサイエンスホールに向った。

 今回見る映画は「ベクシルー2077日本鎖国ー」。なんとなく面白そうなので少しばかり期待をしていた。

 「ベクシルー2077日本鎖国ー」

 先進技術が他の国より発達してしまったがために国連を通じて規制をしようとしたが日本は最後まで反対をし続けて、結局日本が最後とった行動が鎖国することで自ら守ることにした。鎖国をしてから10年たったある日、日本でおいて不穏な動きがあるらしいと情報を得た。

 これだけなんとなく面白そうなんだけどはっきりいってつまらん。もう悪く書くしかしようがない。去年見た「ラフ」以来クソつまらない映画だった(まだ、ラフは長澤まさみと市川由衣の水着姿が見れただけでもましだった)。ただ音がでかかったために寝るってことはなかったけど惰性で見ているって感じだった。

 ストーリーも結局芯となるとこがなくて何がしたいのってどうしたいわけとただ映像を見せられているって感じだった。日本のシーンでも何かなつかしさを感じるとこでも戦後すぐって感じの分かりやすいステレオタイプの闇市を感じさせるシーンだったりとイマジネーションが無いのを露出しているだけ。兵器となるロボットにしろ敵地に入るこむとこにしろスターウォーズで見たようなシーンはあるし、まったくもってダメダメ。3Dライブアニメという最先端の技術を使ったアニメなんだけどどうもまだまだだな。なーんかぎこちないし、表情の表現が薄い。最後は日本人はいなくなっちゃうだもん。反日映画と言われてもしょうがない。何もかも飲み込む鉄くずの怪物が出てくるけどどういう経緯でこいつが出来上がったのかどう仕組みなのかはっきりしないし、手を抜きすぎている。もうこんな映画に300円払っても見たくない。

 この監督は「ピンポン」で注目を浴びて、調子乗ってやがるな。「ピンポン」も映像技術や役者の個性が際立っていて、内容についてはそれほど印象は残っていない。才能がないことがよーくわかった。今度からこの監督の映画は気をつけないとダメだな。

 この映画を見んなよ!見る価値はないぞ!

 次の日も試写会である。友達を誘ってみたけど仕事終わりだからわからないということで一度五時と五時半に電話をして確認をするってことで駅で別れた。

つづく・・・

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2007年7月 6日 (金)

スニーク試写会

 ひと月以上ぶりの試写会。試写会は試写会でも今日は映画の試写会ではなく、海外ドラマのスニーク試写会である。だからそんなにも興味がもてなくて行こうかどうか迷った。海外ドラマってそんなにも好きじゃないしな。ただ、アンケートを答えると素敵な商品を差し上げますってのが気になった。

 そんなにも行きたくはなかったけど友達が行きたそうだったからおもーい腰をあげて行くことにした。

 ムシムシしてうんざりとした天候でもう行くのがやっぱ行くのがうんざりしている。しかし、約束をしてしまったから今調整中でタイヤが太くなってしまったマウンテンバイクにまたがって今日の会場のサイエンスホールに向った。確か時期的に入谷で朝顔市がやっているはず。時間があったら少し覗いて行こうと思ったけど思った以上にマウンテンバイクのスピードが上がらず寄っていたら待ち合わせの時間に間に合わないからチラッと見る程度ですました。

 もうサイエンスホールに着いたころにはすでに汗でびしょびしょ。

 プロジェクターを使ってスクリーンに映すようだ。

 今日は1~3話を流すけどそんなにも期待をしていない試写会だけに途中で寝てしまうかも。しかし、内心では面白くて続きが見たくなったらどうしよう・・・CSに加入していないから見ることが出来ない。

 見始めてやっぱ自分は海外ドラマはどうも受け付けない。作品の中で日本人が出てきたり東京を舞台にしているみたいだけど確実に勘違いトウキョウであった。むしろトウキョウっていうよりもひらがなやカタカナじゃなくて文字が全部漢字だったら香港あたりを舞台にしているといっておかしくなかった。だから、勘違いトウキョウが映るとまわりから失笑が漏れてくる。

 一話目は順調であったけど二話目になってグロイシーンが映ってからスクリーンが暗くなってブルーバックになったと思ったらそこから次のシーンに行かず。ここでもまわりから失笑が漏れた。少ししてからシーンを少し戻ってから始まったけどまたグロイシーンのあとにまた映像が消えた。もう失笑どころか笑いが起こった。もうどうにでもなれって。もうどうすることも出来なくなったんだろうホールの明かりをつけて10分の休憩に入った。結局うまくいかなかったのかビデオでの上映と変わった。スクリーンが4:3になって下のほうが切れているし、一気に顔が長くなって画質が劣化した。

 もうダメだ。興ざめしてしまった。あとで怒られるんだろうなぁ。

 勘違いトウキョウと勘違い日本人を見ていると笑うしかない。続きを見る気にはなれない。

 今日はただずっと座っていたせいかケツと腰が痛くなってしょうがなかった。

 アンケート答えてくれた粗品が

 今年半分過ぎているのに2007年のカレンダー。IPod持っていないのにケース入れ。それと絵葉書。

 少しは面白いものをくれよ。20世紀FOXの試写会ではDVDをくれたときもあったぞ。

 今日はムシムシで家に帰ったら汗びっしょりだった。それに夕飯は何も無くて、賞味期限が十日近く過ぎた素冷し中華を食べた。

 なんかぐったりと疲れた。

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2007年6月 5日 (火)

アポカリプト

                        「アポカリプト」

 マヤ文明

 遺跡とかは知っていてもどういう生活や文化についてはよくは知ってはいない。ジャングルの中に忽然と聳え立っているピラミッドを作り上げるほどに高度に発展していたはずだ。今となっては遺跡という形でしか残ってはいない。

 「アポカリプト」はマヤ文明が終わりの始まりを告げようとしているときにジャングルの中はまだ敵といえば自然でしかなかった。自然と共生していけばそこは地上の楽園である。たまに部族間の戦いはあるだろうが存亡の危機にまでにはならない。文明は発展しているだけに都市と地方では格差がある。それは力の差で出て、負けてしまえば死か自由の剥奪。再び自由を得るには逃げるしかない。

 出っ歯になったらロナウジーニョにそっくりの主人公のジャガー・パウは争いに負けてピラミッドの立つ都心部に連行される。村人は奴隷として連れて行かれたのではなく、干ばつを鎮めるための生贄としてである。ジャガーの番になったところで連れてこられるときに聞かされた予言で救われた。救われたのもつかの間に人間狩りと競技場で処分されることになる。仲間が犠牲になっていくなか競技場先にあるジャングルに逃げ延びる。逃げる前にリーダーの子供を殺したことで追いかけられることになる。ジャガーは助かるため家族を救い出すためにジャングルを縦横無尽に振り返ることもなく走る。走って、走って、走りまくる。 助かるため、助けるためには走るしかない。

 二時間二十分と長いが途中少しだれることはあったが長さを感じることがなく見ることが出来た。マヤ文明と日本人からしたらとっつきにくい内容だけど基本的にジャングルを舞台としたアクション映画である。最近のアクション系はとにかく何でもかんでもぶつかったり、爆発したり、壊れたりととにかく派手に音が無駄に大きいだけでごまかしている。「アポカリプト」は時代背景を考えると派手な音モノはないけど、道無きジャングルを走りまくるのは迫力がある。

 ただ、べた褒めってワケじゃない。いくつか突っ込みどころがある。それは割愛するけどそれでも一番に気になったのは捕まってしまって神への問いかけなのかな、地獄とうセリフがあったけど何か一神教の特にキリスト教的に感じた。マヤの宗教については詳しく知っているわけじゃないからどうかわかんない。まあ、「パッション」を撮ったメル・ギブソンだからな。

 この日、四つの試写会から選んで他は見ていないから比べようはないけど「アポカリプト」を見て満足。

 あいかわらず、うpするのが遅い上に駄文だなぁ・・・

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2007年6月 1日 (金)

アポカリプト 序章

 さて、どうしましょ?困ったなぁ・・・どの試写会に行こうか。当たらないときはまったく当たらないくせに同日にまとめて当たってしまうことがある。五月二十九日がそうだ。この日は全部で四つの試写会に当選した。こうなってくるとどれを見に行くか迷ってくる。贅沢な悩みである。この日に当たったのは、九段会館での「300」、TOKTO FMホールでのDVD発売記念試写会「武士の一分」、GAGA試写室でのブロガー向け試写会「レベル・サーティーン」、そして東宝東和の試写室でのブロガー向け試写会の「アポカリプト」。

 さぁ~どれを見に行こうか?まず消えたのがまだ試写会の募集をしているから「300」は即刻消えてもらった。また当たるかもしれないし。残りの三つからどれを候補から外すかは迷った。「武士の一分」は応募しといてなんだけどそんなにも興味はない。しかし、TOKYO FMの試写会にはずっと応募しているけどほとんど当たることがない。ちゃーんとメルマガも取って、キーワードを書き込んでいるのに当たるってコトがなかった。せっかく当たったのに行かないってのはもったいない。「レベル・サーティーン」「アポカリプト」はともに試写室である。GAGAの試写室は東京ミッドタウン内にあるから試写室としては新しい。一度入ったことあるけど33階にあるだけに景色は最高である。また6時過ぎから試写だからここからの夜景はキレイだろうなぁ。それに椅子もふかふかでゆったりとでき、隣とは30cmぐらい離れている。何ヶ所か行った試写室では1,2を争う。「アポカリプト」の東宝東和の川喜多メモリアルビルの中にある試写室はまだ行ったことないからどう試写室か見てみたい。

 さぁ~どれを見に行こう。作品云々っていうより場所で決めている。

 友達を誘って選んでもらおうと思った。「アポカリプト」だけはお一人様だけだから、この時点では候補からはなくなった。友達はどれがいいか聞いたら、「300」はちょっとわからない。「レベル・サーティーン」はタイ映画だからちょっと・・・と、いうことで流れとしては「武士の一文」に流れがきている。どれにするかはまだ決めかねているから当日に友達は夜勤明けではあるけど一度電話してから決めることに。まあ、「武士の一分」でもいいかな。

 当日友達に電話したら夜勤明けのわりには寝ぼけまなこではなかった。福祉の仕事していて急に帰るに帰る事ができなくなった。4時過ぎにもう一度電話をしたら今度はつながらなくなった。家を出るぎりぎりまで電話をしてみたがつながらず、オイラも携帯を持っていないからここはもう一人で行くことにした。さぁ~どれを見に行こうか?

 四つとも時間的にはまだ間に合うけど良席を得るためには少し早めに行くのが鉄則。その点ではすでに「300」は会場に着いた時点で良席は無理だろう。「レベル・サーティーン」は何か気分的に乗らない。「武士の一分」は作品的にはどうでもいい。ということで、まだ入った事のない試写室に興味がある「アポカリプト」に決定!

 それにブロガー向けってプレスシートをくれるのも魅力的。

 時間的どうかなぁって思って家を出たけど六時前に試写室がある半蔵門に着いてしまった。いつもは試写会に行くときはマウンテンバイクで行くんだけどここ最近首や腰や足の調子が悪いから父親の定期を借りて電車で行くことにした。早く着いてしまったなぁ・・・会場が六時半だからまだまだたっぷりと時間がある。時間つぶしに半蔵門の辺りって来ることがなかったから少しばかり散歩することにした。

 半蔵門駅を出て、とりあえず初めて行く場所だからまずは川喜多メモリアルビルを探せねば。地図では確認済みではあるけど実際に行ってみないとわからない。5番出口を出て、左に行くのか右に行くのか信号をわたって前に行くのか分からん。出口のとこに地図があったけどよーわからん。まぁ時間もあることだし、左を見ると一番町と書いてあったから坂道を上がっていった。

 時間的なのかな女子高生が駅に向って坂道を降りてくる。あとで地図で調べたらこの周辺は学校が多くあった。変な人に間違われないようにしなくては。

 坂道を上がっていって五分もすればすぐに目的の川喜多メモリアルビルに着いてしまった。う~ん・・・こんなに早く着いてしまっても困るんだろうよなぁ・・・しょうがないから時間つぶしとして周辺を散歩することにした。歩いてみてわかったのは半蔵門周辺は坂道が多くて辟易する。マウンテンバイクでは近寄りたくない場所。試写会でもない限り避ける。散歩してもそんなに遠くにいけるわけ無いからちょいと一周するぐらいで川喜多メモリアルビルにすぐに戻ってしまった。行く場所無いからビルの中に。

 中に入ったはいいが初めての場所にだけにどこだか分からん。ビルに入ってすぐ脇に小さく「アポカリプト」のポスターが。ここらしいがまだ時間が早いのかドアが開いていなかった。不安ながらドアを開けたら受付に人がいたから正しいようだった。時間前に入れてくれてよかった。一番乗り。あとは暗くなってスクリーンに映像が照らされるのを待つだけ。

 なげぇ序章。

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2007年4月24日 (火)

バベル

                        バベル

 「バベル」

 この映画のタイトルが気になった。バベルはバベルの塔で絵画として見ているが描かれている内容については、神に近づこうと塔を建てたことに怒りに触れて破壊したとその程度の知識しかない。実際には

 (旧約聖書 創世記11章)

 遠い昔、言葉は一つだった

 神に近づこうと

 人間たちは天まで届く塔を建てようとした

 神は怒り、言われた

 “言葉を乱し、世界をバラバラにしよう”

 やがてその街は、バベルと呼ばれた。

 モロッコで兄弟二人の一発の銃弾が糸が複雑に絡み合うことになった。この糸を解きほぐすにはさらにはスケールが大きくなって時間を超え三大陸にまで結びつけることになった。一発の銃弾が重大なことになったのは第一次世界大戦への引き金になったのを考えれば一発の意味が分かってくると思う。この一発の銃弾がバスに乗っていたアメリカ人夫婦の女性の肩口に当たってしまう。ここからめまぐるしく動き始める。

 ぐちゃぐちゃになった糸を解きほぐすにはその原因を探っていく。解きほぐすカギとなってくるのが愛である。しかし、その愛も壊れかけてきており、もう一度愛を確かめるためには試練が待ち受けている。それは悲しくも切ない身も心もズタズタに傷つかなければならない。

 ものすごく不安で苦しい映画である。スクリーンから目が話すことが出来ない。次にどんな展開になっていくわからない。モロッコ、メキシコ、日本の三大陸をはさんで四つの言語が絡み合って時空を超えて話が展開していく。複雑で難しそうな映画のように思えるけど自分としてはそうでもなかった。それぞれの話は一つの話としてしっかりしており、絡み合ったとこは丁寧に解きほぐしている。いろいろと複雑に深読みせずにスクリーンに吸い込まれていけば感じてくる。

 二時間半近い映画であったけど見終わってからアンケートでもう一度見たいかってあって、「いいえ」に丸にした気がするけど4,5日経ってみるともう一度見てみたい気がしてきた。

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2007年4月19日 (木)

バベル直前

 今日の試写会は「バベル」。いろいろと話題になっているだけでこれは見たいと思っていた。いくつかの話がいろいろと絡み合って、一つの映画になっているから複雑で難しい作品なんじゃないかな。

 試写会の場所が今話題の六本木にある東京ミッドタウン。ここは無縁だと思ったんだけどいがいと意外と早くに訪れることになった。しかも一般人にはそー簡単には入ることの出来ないGAGAの新試写室である。それにプレスシートもくれちゃう。その上に話題作を早くみれちゃうんだからなんも言うことがない。

 しかしながら六本木という場所はあまり好きではない。チャリで行くとどう行こうと坂道に遭遇する。これがまたけっこうきついんだ。さらに都心だけに車がビュンビュンと横を通り過ぎていくからスリルがある。よけようと変にスピードを出して疲れてしまう。

 あいかわらず六本木の周りは人で溢れている。さらに東京ミッドタウンは最近のスポットだけに歩道は人で混みあっている。これが土日になろうものならもっとすごいことになるんだろう。東京ミッドタウンには一応駐輪所がある。しかしながら3時間までは無料でそれ以後は一時間ごとに100円取られる。今回の「バベル」は約二時間半、開場から開映まで30分ほど時間がある。たかが100円だけど取られたくないよなぁ。なので、開場時間に着いたが駐輪所で少し時間を潰す。平日ということもあるのか自転車が7台しか置いてなかった。これだったらその辺に放置したいけどまだ、2時半ということもあるのでもしかしたら持っていかれるかもしれない。

 平日の二時半だというのにすんごく人で溢れていた。こっちはそんなことよりどこのエレベーターからいっていいのか全然わからなかった。人ごみで一杯だしとっとと試写室に行きたい。なので、ミッドタウン内の散策はほっといてインフォメーションで場所を聞き、ミッドタウンタワーへ。関係者以外は入れないとこからエレベーターで33階にあるGAGAへ。案内の人が人がいたからここから先は分かりやすかった。さすがに33階だけあってそこから見る東京の風景は最高だね。夜になれば東京タワーも間近に見れて夜景がキレイだろうなぁ。

 開場時間が過ぎていたからすでに試写室の席はほとんど埋まっていた。さすがに新試写室というだけあって椅子なんかもふかふかで肘掛もおもいっきし太くて、前の席とも軽く足を伸ばせるほどで隣とも30cmぐらい離れていて、見る環境としては最高である。疲れていたら気持ちよくて寝てしまうかも。もう映画が始まるのをくつろいで待つだけだ。評論家とかライターはこの試写室で誰よりも早く映画が見れる人がうらやましい。

 開映の時間になってもなかなか始まらず、やっと始まるかなぁっておもったら、ズボンの後ろのポケットに入れたと思っていたマウンテンバイクのカギが無いことに気づいた。そしたら急に落ち着かなくなって、まわりに気づかれないようにポケットというポケットをすべて探ってみた。しかし、存在する気配がない・・・もしかしたらカギをつけっ放しなんじゃないか・・・そう思ったらもう気が気でない・・・

 そうこうしているうちに試写室の照明が落ちて、スクリーンに光が照らし出された。

 つづく・・・

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2007年2月17日 (土)

さくらん

 微妙な天気の中、新宿の厚生年金会館に試写会に行ってきた。もう、新宿区に入ったところで雨がポツリと頬を濡らした。お天道様!お願いだから帰るまでには雨は降りませんように・・・土曜日の試写会は珍しく休日の人も多いだろうからいつもより早く着いたんだかすでにかなりの列が出来ていた。時間が経つにつれて、傘濡らして列に並ぶ人が増えてきた。帰りは雨を覚悟しないと・・・

 雨が降っているせいか今年の暖冬のように暖かくはなく、寒いから開場時間を繰り上げて欲しかったが定刻どおりに開場になった。今回は珍しくお土産付でガムと「さくらん」と香りの「わかば」のコラボの香水をくれた。まぁー男のオイラとしては香水なんて無縁ですから一応こんな風に使うんだろうなァって手首のところにシュッと振りかけて手首をこすってみた。使う機会はないだろうけど使う日が来ることを祈って待っていよう。

 最近気づいたのは二階席があるときは高いところから見たほうが人の頭も気になることも無いから見やすいことがわかった。なので、今回は二階席で見ることにした。映画始まるまでどうせ帰りは雨だからザックの中のモノが濡れないために全部袋の中に入れた。

                     「さくらん」

 監督:蜷川実花×原作:安野モヨコ×主演:土屋アンナ×音楽:椎名林檎 これだけのそうそうたるメンバーは濃すぎる。それでいて舞台が江戸・吉原遊郭となればさらに男と女の情念が絡み付いてくる。素材だけで濃すぎるから仕上げが難しくなってくる。少しのバランスが崩れただけですべてが台無しになってしまう。それを初監督の蜷川実花の力量が試される。

 遊郭を色を鮮やかに使って艶やかなことなんとも男のパラダイスを作っている。色恋をお金で作り上げるとこなのでおねぇちゃんたちもキレイなオベベを着こんで表向きはすまして並んでいるとなんとも絵になる。色恋をお金で作り上げていくからドライな関係のようでやっぱ、男と女だ物事はそうスッキリとはいくはずがない。付き合いが長くなればそこには情念が生まれてくる。男と女の色恋のほどの情念はドロドロとして一度はまったら・・・そこには椎名林檎の歌が流れたらさらに気分が上昇するのはしょうがないってもんだ。それが土屋アンナともなればもう突き抜けて昇天。

 しかーし!何か見ていて居心地が悪かった。とにかく全体がアンバランスな仕上がりで、全然かみ合っていなかった。何度あくびがでたことやら。しかし、断片的に見ていくと悪くはないんだと思う。ものすごく色彩が豊かで遊郭を派手に作り上げていて、花魁の格好をした少し洋風顔の土屋アンナをモデルにして一瞬の美を写真として写しだせばものすごく絵になると思う。しかし、それをずっと見せられるとちときつくなってくる。ただでさえ外人の血が入っているから憂いのある妖艶な表情が続かないためかエロさを感じなかった。全体的に色気も妖艶もなくエロもないって、あれだけ肌を露出しているのに、あくびが出る一方で刺激もなんもない。

 ☆☆ 眠くはならなかったからつまらなくはない。とにかくアンバランス。

 結局雨は止むなことはなく救いだったのは本降りになっていないこと。それでも家まで50分もかかればびっしょりである。まあいっか。

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2007年2月11日 (日)

パラダイス・ナウ

 朝、十時からの試写会は早いよなぁ。朝早いだけに当選メールが来たときは行こうか迷ったけどやっぱ、せっかく当たったんだし行かないと悪いよなぁ。まだ、日曜だったから満員電車に乗るってことがないだけでもよかった。

 家を出て空を見るとキレイな青空だった。こんな晴れた日は外にいると気持いいよなぁ。マウンテンバイクで行けば気持ちいいだろうけどちと、渋谷までは遠いし、風があったから汗びっしょりになるから無難に電車でGO!!!!

 今日の試写会会場は渋谷に映画館のUPLINK。ここは初めてである。まあ、この周辺の映画館には何度か見に行っているから迷わずに行けるだろう。いざ行ってみたら、入口がどこだか分かりづらかった。さらに分かりづらかったのはどこに映画館があるのかわからなかった。オイラと同じようにブロガーがいるからどこかが受付なんだろうけど分かりづらかった。隣のレストランの厨房かなァって思っていたところが受付であった。受付のときにチラシの配布の協力として大量のチラシを受け取った。と言うことで、タダで見させてもらうってことでブログにも書くし、チラシを配りをちゃーんとしますよ。

 ちっちゃい映画館とは何かで読んだけどホントーにこじんまりとしたオーディオルームって感じ。傾斜がないせいか普通の席を並べたら後ろのほうが見えなくなるから前、中、後ろと椅子が違っている。前は少し小さめの椅子で、真ん中にはディレクターズチェアを配して、後ろになるとバーカウンターにあるような足のながーい椅子であった。オイラは人の頭が邪魔にならない足のながーい椅子に腰をおろした(これがあとで腰と尻が痛くなった)。

 暗くなって、予告編が流れた。これがまた長いこと長いこと。

               「パラダイス・ナウ」

 こんな話を耳にしたことがある。イスラム教では自殺は大変重い罪である。しかし、ジハードの名の元に自爆テロが行われている。自爆テロは自殺だよな。教義に反しているんだから天国に行けるわけがない。地獄に落ちるはずだ。じゃあ、どんなきっかけで自爆テロが始まったか。日本赤軍が1972年のテルアビブでの空港乱射事件のときに二人が手榴弾が自殺を図った。このことによって二人は英雄に祭り上げられ、イスラム過激派などは自殺は禁止されているけどジハードとしてなら殉教される。

 普通に自動車修理工場で働いていた若者サイードとハーレドの二人がのほほ~んと生活していた。住んでいたのがパレスティナだけにもちろんイスラエルからの脅威。そんな中では社会は満足のいくはずがなく、だからといって今の自分達には社会をよくすることが出来ない。どうすることも出来ずに閉塞感が漂っている。そんな中でこの二人が自爆テロの指名を受ける。組織としては綿密な計画がなされていて、しかしちょっとしたズレによって決行されなかった。二人は離れ離れになって、組織は計画が失敗したのは行方不明になったやつのせいだと捜索を始める。しかし、見つけ出し二人はテルアビブで自爆テロを行うために車で向った・・・

 映画を見ていて思ったのが人間の部分はフィクションではあるがそれ以外のバックグラウンドは今パレスティナが描かれている。セミドキュメンタリーとしても見ることが出来る。パレスティナの問題はいまだに解決のめどが見えてこず、この先も平和へ道が見えてこない。暴力は憎しみを生み、報復へと向う。暴力からは何も生まれず、殺し合いが続く。じゃあ、どうすればいいのか、それはわからない。みんな仲良く暮らそうよ。

 自爆テロの決行の日、二人の体中に爆弾を取り付けられ、それまで着ることなかったスーツを着て仲間と一緒に横一列になって食事を取る。あれ?記憶が確かなら人数を数えると13人。これってキリストの最後晩餐か?じゃあ、この中に裏切り者のユダがいるのか?何か深い意味でもあるのかそこが気になって見続けた。

 ここ最近ブロガー向けの試写会は宗教がらみの作品が多い。「ルワンダの涙」では逃げ込んだ先にはキリスト教の礼拝堂があり救いを求め、「約束の旅路」ではエチオピアの偽りのユダヤ人がイスラエルのユダヤ教社会で葛藤し、「パラダイス・ナウ」ではイスラム教のジハードの名の元での若い命が果てていく。混沌と複雑となった社会ではもう希望や来世を思う以外に宗教のキャパが超えて、一神教の限界を迎えているんじゃないか。じゃあ、宗教に代わるものがあるかっていったらない。何にすがったらいいんだろう。神の名を借りてどれだけの血が流れたかとやら。

 映画のあとに監督とのQ&Aがあったけど手を上げる勇気はなかったけど一つだけ聞いてみたかった。

「パレスティナにいつ平和は来るんでしょうか?」

 映画のこととは離れるけど、平和に向っているとは思えない。「どうだ不幸なんだぞ!」って、嘆くばかりの映画が多い気がする。ハッピーエンドになるモノが見たいもんだ。

 神の発見が感謝と責任転嫁と不幸の始まり

 あー・・・・なんかまたグダグダ文章になってしまった・・・

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2007年1月24日 (水)

約束の旅路

 土曜に続き二度目のブロガー向けの試写会に行ってきた。ブロガー向けということでのんびりとブログを書くとはいかずにけっこう自分の中では焦りながらうpするようにしている。土曜に見た「ルワンダの涙」のブログも支離滅裂になっているんじゃないかと思いながらうpした。

 今日の試写会の会場は渋谷にあるシネカノンの試写室。渋谷までどうやって行こうかと思って、まぁ時間もあることだしマウンテンバイクで行くことにした。余裕があるつもりだったけど霞ヶ関から六本木を通って渋谷に行くには坂道を登ったり下ったりで渋谷に着いたころには冬だっていうのに汗がダクダクでちと気持ちが悪い。もう何度も言うけど東京は坂道がありすぎ。

 受付が始まるまで、隣のシネ・ラ・セットの入口にあるチラシが置いてあったから集めているので悪いと思いながら一つのチラシを一人一枚と書いてあるのに2枚ぐらいいただいた。あとはただ何もすることなくボォーと待った。今までにいくつかの試写室に行ったけどシネカノンの試写室はどんなんだろう。試写室に入ってみると天井は配管とかがむき出し、席も32席しかない。どこの試写室も大きくないけどここは特にちっちゃい。隣のシネ・ラ・セットのスクリーンより少し大きいぐらいだ。椅子ではシネ・ラ・セットのほうがゆったりしている。まあ、金を払ってみるんだから当たり前だな。

 45分から監督の舞台挨拶があるってなっていたけど時間なっても来ず、少し道が混んでいて遅れるってことだ。時間通り始まるんだろうかぁ・・・五分ぐらい遅れて監督がやってきて舞台挨拶が始まった。ほぼ時間通りの7時に試写室が暗くなった。

                     「約束の旅路」

 いつも映画を見るときはチラシとか見ないでまったく頭がカラッポの状態で見る。オープニングでアフリカの大自然のシーンから始まって、エチオピアのゴンダールと字幕が流れたときにあれ?どこかで聞いたことある地名だぞ。記憶の引き出しの片隅に隠れ埋まっていたところに光が差して、そういえばテレビで見た記憶がかすかによみあがってきた。どの番組であるかは思い出せない断片的な記憶でしかない。

 話は今から1982年~84年にかけて、スーダンの難民キャンプに流れてきたエチオピアに住むユダヤ人を救出するために「モーセ作戦:」を実施した。難民キャンプだからユダヤ人だけではなく他の民族もいる。彼らは無視される形になる。親からすれば自分だけは助からないまでもせめて子供だけはと思い、生き延びさせるためにユダヤ人と偽って送り出す。どんな境遇でも生き別れは身を引き裂かれる。

 いつも思うのだがユダヤ人って選ばれた民だと思っているのか他の民族の事をないがしろにするよな。第二次世界大戦のときの苦難を味わったんだから虐げられている民族を手を差し伸べるってあまり聞かないよな。とくに土地を奪う形になったパレスティナについては・・・どれだけの血が流れたことやら・・・

 救出された人たちはテレビで見たのと同じ、出身の村、自分の氏名、親の名前、祖父母の名前にまで言及される。なぜなら、ユダヤ人であるかを確かめるためである。そうでない人は連れ出されて車でどこかに連れて行かれる。たぶん、国外退去だろう。だから、ユダヤ人と偽った少年は名前を隠し、自分が自分でないようにユダヤ人であることを振舞うしかなかった。少年は必死にあってユダヤ人として生きるために勉強をした。しかし、環境に馴染めず学校から出て行くはめになる。そして、新しい家族の里子として迎えられる。

 初めて食事のときにこの家族はそんなにユダヤ教に対して深く信心してはなく、ここで面白いなあって思ったのが字幕で「私達は左派だから」ってなっていたけど分かりにくい訳だよなぁ。左派だからなんでお祈りしないのかってわかりにくいよな。右派が保守なら左派は革新。うーん・・・これでもわかりにくいなぁ。

 少年は大きくなるがやっぱ、肌の色の違いは大きい。差別はそう簡単にはなくならない。それをも超えて結婚をするが彼の苦悩はさらに深くなってきた。ユダヤ人でないことに偽っていることを言い出せずに子供が出来たときに初めて告白する。彼女からしたら裏切られ、彼からしたらこれで終わったんじゃないかと。しかし、乗り越えた先には希望の未来が待っている。医者となって難民キャンプに行くと神は見捨てずにいた・・・

 イスラエルは今でも複雑に絡み合っている。一時はイスラエルとパレスティナで和平が合意されたからもう大切な命が失われずにすむと思った。人はいつまで憎しみあうんだろう。いつになったら難民はなくなるんだろうか。まともに食事も出来ずに、死んでいく子供達。

 「約束の旅路」を見るのは少しばかりの知識があったほうがいい。ユダヤ教、ユダヤ人、アフリカ、イスラエルと少しばかり知ってみるとものすごく映画の内容が膨らんでくる。それでも、これらに興味ある人は機会があったら見たほうがいいと思う。この映画を見ると感動もさせられるし考えさせられる。いかに日本に住んでいることが平和であるかが身に染みてくる。

 二回続けての試写会の映画はちと内容が重い・・・両方ともほぼ実話に近いだけに特に「ルワンダの涙」は最後まで救いが感じられないだけにやりきれない。まだ、「約束の旅路」は救いを感じて安堵を得ることが出来る。

 お願い・・・わがままなお願いなんだけど間違いなく書きたいから出来ることならチラシだけじゃなくてプレスシートをいただけるとありがたいんだけど。気分だけはライターなもんで(笑)

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2007年1月21日 (日)

ルワンダの涙

 今日はブロガー向けの試写会の「ルワンダの涙」を見に行ってきたいつもは試写会に行っても書き出すのにウダウダとして何日もたつけどブロガー向けだけに他の試写会の事はほっといてとっとと書かねば。

 寒いし、雨が降りそうだし、めんどいし、行こうかどうか迷った。寒いだけなら何とかなるけどマウンテンバイクで行くもんだから雨が降ってきたらイヤだしなぁ・・・一応ネットで天気予報を調べたら何とか大丈夫そうだった。と、行く事にするかな。それにルワンダでジェノサイド(集団虐殺)については前々から気になっていたからいい機会だから見に行かねば。

 今にも雨が降ってきそうなどんよりとした空を見ながら家を出た。案の定秋葉原に差し掛かったころにポツリポツリと水滴が落ちてきた。うーん・・・まあ、帰りには雨は止んでいるだろう(願望)。今日の試写会の場所はメディアボックスの試写室。こういう試写会は少人数が対象だからいい席の確保を考えなくていいからゆっくりと家を出ることが出来る。いつもは30分前につくようにしているけど今日は15分前についた。受付に行ってみるとどうやら一番乗りだった。こういう試写会でいいのがプレス向けのパンフがもらえることだ。席に着いて始まるまでただ、パラパラと見ながらボォーとしていた。

                    「ルワンダの涙」

 ルワンダのジェノサイドを初めて知ったのはNHKスペシャルで、ものすごいことがあったんだとその程度の認識しか考えていなかったけど頭のどこに引っかかっていた。2,3年ぐらい前に図書館で「ジェノサイドの丘」の本が目に入った。一度は借りたけど読むことなく返してしまった。そして、去年に「ホテル・ルワンダ」のシンポジウムにも参加した。

 とかく日本人はあまり海外の出来事には関心を払わない。今もルワンダのジェノサイドについてはどこまで知っているんだろう。もう13年も前だから過去のようになっているけどマスコミに取り上げられることもほとんどない。だから、去年公開された「ホテル・ルワンダ」や「ルワンダの涙」を見ることでルワンダに何が起こったのか民族の複雑さを知ったほうがいいと思う。

 民族は違っても昨日までは友達でありよき隣人であった。これも表面上ではうまくいっているように見え、待遇が違ってくる。やっぱ、多数フツ族は少数ツチ族を見下し扱いがぞんざいになってくる。それでも決定的な対立までには至らなかった。それも膨らんだ風船に軽く触れただけで破裂して、中にこもっていた憎悪と恐怖が放出する。そして、人々に伝染してしまいもう誰に求めることが出来ない。収束するには強いクスリが必要になってくる。しかし、副作用を気にしすぎていて躊躇して見守ることしか出来なかったらどうなる。あとは自然治癒するのかそれとも死ぬのか・・・

 唯一の安全地帯であったのは国連からの平和維持軍が駐留している学校だけ。学校の門を挟んで天国と地獄の紙一重で恐怖から逃れることが出来ない。この平和維持軍も守ってくれるわけじゃなくて、ただ見守ることしか出来ない無能の集団しかなく、何のためにいるのか?何のために銃器を持っているのかわからない。

 白人と黒人とでてくるがやっぱし優遇されるのは白人。助けを求めて学校になだれ込んできた白人はいい部屋をあてがわれ、フランス軍が学校にやってくるが救い出すのは白人のみで見ていてやりきれなくなってくる。中には何とか救い出そうと奔走するが世界は救いの手を差し伸べられるのではないかと希望を抱くが策は尽きて、助けられるのは白人のみで、学校に放置される形になるツチ族はフツ族による虐殺を待つ絶望が待っている。唯一の救いは死んだら天国に行けると思うだけだ。

 事実を元に作られている。それだけにホントーあった話なのかぁ・・・あまりにも人は無力で残酷なだけに絶望な気分になる。これでは見るのがつらい。しかし、人は希望を捨ててはいけない。希望を捨てずいれば生き残ることができ、再び出会えることが出来る。

 この映画のスタッフにはジェノサイドから命からがらに生き延びた人たちが参加している。また、今は収まっている民族対立が起きないこと祈りたい。でも、ここ最近またきな臭い噂がみたいだ・・・世界ではまだ争いことがあちこちで起きている・・何とかならないものか・・・

 民族、宗教、生きることに実感のない日本人には身に染みて欲しいから見たほうがいい。

 お土産としてもらったプレスシートと一緒にくれたルワンダの小冊子を見るとなんて自然に溢れた国でキレイな国である。

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2006年12月31日 (日)

2006を振り返る。自腹で映画

 試写会だけでも映画を見れるだけで十分満足しているけどどうしても見たいって言うかこの機会を逃したら今度大きなスクリーンで見ることがわからないので、寂しい財布の中からお札が一枚消えていっても全然後悔することがない。貧乏人としてはお札が一枚消えていくだけでも不安になってくる・・・

 お金を出して見たいと思う作品はおもに名作といわれている映画や名監督と言われている映画で、新作やここ最近の映画とかはどうしても見たいなぁって思う映画にはなかなか出会うことが出来ない。ただ、「父親たちの星条旗」だけは「硫黄島から手紙」を見ていたからこれは見なくちゃいけないなと思って、映画の日を利用して見に行った。DVDやTVで公開するのを待ってもいいんだけどどうしても大きなスクリーンと迫力のある音響で体感したかった。

 去年北千住に東京芸術センターなるものが出来て、そこにBlue Studioなる映画の施設が出来た。おもに名作やアート系、三大映画祭出品作品やアカデミー賞受賞作や途中で頓挫した黒澤塾が出来る予定であったけど宙ぶらりんになっているけど黒澤明の作品を流している。何が一番ありがたいかって言うと1000円であること。1000円で見れるなんてうれしいこった。

 初めてそこを利用したのがテオ・アンゲロプルス監督の「ユリシーズの瞳」。なかなかこの監督の名前は覚えられなかったけど「旅芸人の記録」を監督した作品と頭のどこかに引っかかっていたからいい機会だからアンゲロプロスの作品を見てみようと思った。出来ることなら「旅芸人の記録」が見たかったけどしょうがないだろう。「ユリシーズの瞳」は作家性に慣れるまで睡魔が襲ってきた。約三時間の映画だったけど面白いか面白くないかは微妙だけど心には残る作品だった。

 次に見たのが「ウエストサイド・ストーリー」。ミュージカルが好きなだからこれは外せないでしょ。ちゃんと見たのは中学ぐらいに1~2度見たぐらいだからあまりだいたいの大筋はうろ覚えでしかない。やっぱ、いいわー。レナード・バーンスタインの音楽がなんとも躍動的で映画全体を盛り上げて楽しい。こういう映画大音響で聴かなきゃ。満足満足♪

 次に公開だった「ニュー・シネマ・パラダイス」も見たかったけど何か食指が動かずに終わってしまった。で、「地獄の黙示録」がやるんだったらこれは見なくてはいけない。しかも完全版となるとこの機会を逃す手はない。うーん・・・なんだろう・・・狂気としか言いようがないよなぁ。スクリーンから漂ってくる緊張感が見ていて疲れてくる。三時間半ぐらいだから眠くもなってくる。もう一回見ろって言われたら体調がいいときじゃないとつらい。

 この年末には「風と共に去りうぬ」。もうこの映画超名作でしょ。4時間近くの上映時間だから見るのに根性がいるからなかなか見ようとは思わなかった。前半部はなかなか映画に入り込むことが出来ずに睡魔に襲われたり、落ち着きもなく見る体勢を動かしていてばかり。しかし、インターミッションをはさんでからはもうスクリーンに見入って感動した。スカーレット・オハラの生き様を見ていると神様はなんでここまで試練を与えるんだろうと。もっと早く見ればよかったなぁ。でも、大きなスクリーンで大音響だったからよかったんだろう。すっごい満足して家に帰ることが出来た。

 Blue Studioもなぁ、あまり宣伝もしているとは思えないし、作品もクセのあるのばかりだから観客が少ないこと少ないこと。10人以上いたことがない。そのうち潰れちゃうんじゃないか。いい作品を公開するんだから潰れたりするともったいないよなぁ。

 ゴダールやヴィム・ベンダースやベルトリッチを取り上げているんだから、フェリーニやタルコフスキーの作品なんかも取り上げて欲しい。黒澤明の作品だったらもちろん「7人の侍」をぜひ公開して欲しい。他にも「用心棒」や「生きる」や「天国と地獄」が見たい。

 なんかBlue Studioの宣伝をしているな。

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2006年12月27日 (水)

2006を振り返る。試写会

 今年から本格的に試写会の応募を始めた。ネットでの応募だからもう楽なこと楽なこと。一日にいくつ応募しているかわからないぐらい。数打ちゃ当たるってもんでけっこう試写会のはがきが来た。郵便屋さんが今日の当たりなんだろうってのが楽しみになっていた。もちろんいっぱい応募するんだから同じ作品がいくつも当たったり、同じ日にいくつもの作品が当たったりしてしてどの映画を見に行こうか迷ったりした。当たって嬉しいのがプレミア試写会。生で出演者を見れたり、めったに入れない映画会社の試写室だったり、完成披露試写会とかになるとプレス用のパンフをくれたりする。

 今年試写会に足を運んだ回数は60回にもなった。けっこう通ったなぁ。当たった回数にすると60回の倍以上は当たっているはず。中には「小さき勇者 GAMERA」にいたっては試写会のはがきが8枚ぐらいあった。さすがに同じ作品でこれだけ当たると笑うねぇ。

 会場もだいたいが試写会行われる場所は九段下・有楽町周辺・新宿・六本木・中野サンプラザが多い。特に九段下と有楽町周辺にはよくマウンテンバイクで通ったなぁ。今年も初めのころはまだ、電車で行っていたが、これだけあちこち行くとけっこう交通費にお金がかかる。なので、雨の日以外は東京中を試写会めぐりを脚力のみでうろつきまわった。これが週四日ともなるとなすがに疲れた。東京中をうろついてわかったことは坂の多さにうんざりした。だから、いかに坂道に遭遇せずに目的の場所に行けるかそれでいて近道がないか地図とのにらめっこだった。新宿・六本木・中野だけはどんなに地図を見ても坂道が行く手を待っている。

 いろいろと試写したが当たりという映画になかなか出会えないもんだ。ひどい映画に行ったに日にはただで見ているのに何か損した気分になる。当たりという映画に出会ったときはもうその日は幸せに浸っていられる。だからいい映画だったとみんなに薦めた。

 これだけ試写会に当たられるとブログに書くにしたって、間に合わないってもんだ。今は書けずにかなりの量はたまりにたまっている。早く、簡単でもいいからうpせねば・・・(もしくは今年の分は逃げて、来年から心機一転して今までの分を忘れて、今度こそはってことにするか・・・)

 印象に残った試写会としてはやっぱ、プレミア試写会だな。華原朋美&布施明とピアノの生演奏のあった「サウンド・オブ・ミュージック」、神田うの&HGとプレス用パンフとすぐに電池が切れた時計をくれた「ピンクパンサー」、出演者とお面をくれたおもいっきし隅っこで見た「Vフォー・ヴァンデッタ」、朝十時から映画会社の試写室で見た社長の挨拶とお土産付きの「素晴らしきヒコーキ野郎」。みうらじゅんと山田五郎のトークで盛り上がったある映画。試写のあとに懇親会があった「サンキュー・スモーキング」。生田中麗奈が見れるということでものすごく見たいと思っていた「父親たちの星条旗」を蹴った「暗いところで待ち合わせ」。遠い席で隅っこだったからクリント・イーストウッドの顔がよく見えなかったワールドプレミアの「硫黄島から手紙」。ちなみに翌日のTVでチャリに乗ったオイラが映っていた。その模様をYou Tubeで発見できた。

 来年はどんな映画に出会えるかな。とりあえず来年一発目の試写会の予定は、完成披露試写会の「バブルでGO!!!!」。舞台挨拶付き。今のところ一緒に行く相棒がいない。一枚余っているよぉ!誰か一緒に行かないかー!

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2006年12月 1日 (金)

父親たちの星条旗

 武道館で見たワールドプレミア試写会で見た「硫黄島からの手紙」を見たからにはもちろん「父親たちの星条旗」を見ないといけない気がする。日本だけの視線だけじゃなくて、圧倒なる物量で攻めてきたアメリカ軍から見た硫黄島での戦いを見ないと公平じゃないだろう。それに自分の中では「硫黄島からの手紙」の位置がどうもはっきりとしていない。その確認もしたかった。

 しかしながら貧乏人たるオイラとしては1800円を払ってみるのはちときつい。なので、まずは金券屋で安く売っていないかと思ったけど友達の話だとまだ1300円ぐらいだと。うーん・・・もうちょっと安くないかなぁ・・・そういえば映画サービスデーが十二月一日があるのを気づいてこのタイミングを逃したら見ないかもしれないので少し気乗りはしなかったけど重い腰を上げて見に行くことにした。

 もう公開から何週か経っているから混むってことはないと思うけどサービスデーということで少し早めに出かけた。一番の近場の映画館というと亀有のシネコン。ここならゆっくり行っても30分でつく。まだ、中に入るには一時間ほどあったけど本屋があれば十分時間が潰せる。ちょうど、「諸君」の今月号でクリント・イーストウッドのインタビューが載っていたから立ち読みをした。開始時間の10分前になったから中に入って始まるまでの時間をスクリーンを見つめながら暗くなるのを待った。

                 「父親たちの星条旗」

 「硫黄島からの手紙」が敗者からの視線であればこの作品は勝者の視線ということになる。戦争というものは勝ちか負け、もしくは痛みわけか休戦である。勝者であっても完全勝利というものはほとんどなく勝ってもたくさんの犠牲者の上で成り立っている。硫黄島での戦いでは唯一死傷者の数でアメリカのほうが多かった。死傷者の数が2万2千人対して、日本軍の死傷者は2万人である。しかし、死者の数でいけば日本軍は殲滅に近い状態であった。生きていたとしても傷を負ったことで動けなくなって助けられた人たちである。日米の最大の激戦地であり、ここを死守するか奪うかで戦局が変わってくる。

 最前線で戦うのは若者たち。生きるか死ぬかはちょっとした差で英雄になるにしてもたまたまそこにいることで神の見えざる手によって導かれる。しかし、英雄になったとしても幸せが待っているとは限らない。現在、アーリントン国立墓地にある硫黄島の擂鉢山の頂上に星条旗を掲げる六人のモニュメントがある。このときの写真が新聞に載ったことで彼らは英雄となった。この六人のうち三人は戦死をした。生き残った三人は戦費調達のためにアメリカ本土に呼び戻された。いわゆる人寄せパンダだ。国民に戦債を買ってもらうために全国を駆け巡り旗を掲げるシーンを再現するためのデモンストレーションをさせられる。こんなことされても戦場の悲惨さは伝わることはないだろう。個人の意思とは関係なく国に翻弄されていく。これも戦争が終われば記憶の中から消え去り、記憶として残るだけだ。

 二つの作品を見て思ったのが「硫黄島から手紙」は死に行くべき映画で、「父親たちの星条旗」は生かされた映画。ともに国に翻弄され、都合よく利用されたことで本土空爆を引き伸ばすことが出来た。アメリカとしても戦費を調達するために戦債を国民に買ってもらうことが出来た。もう、個人の意思などは関係ない。戦争とは個人の意思が最小限しか表現できず、単なる歯車にしか過ぎない。だからといって何が何でも反戦であればいいってもんじゃない。こっちが戦争をする意思がなくても対岸からミサイルを撃ってくるかも知れない。だから、100%戦争を仕掛けてこないとしても絶対というのは無いから最低限の軍備は必要である。日本の周りにはタチの悪い国がチラホラとあるからねぇ。

 「父親達の星条旗」の映画としてはオイラとしてはうーん・・・誰が誰なんだかたまにわけがわからなくなる。どうなっているだろうなぁって、それでも最後には何とかわかった。ちと、人間界はそんなにも複雑じゃないんだけど何か分かりづらいとこがある。それでも興味深く見ることが出来た。擂鉢山の星条旗の話は詳しくは知らなかったけどこの映画を見て、いろいろと翻弄されてきたんだなってのがわかった。

 硫黄島2部作をどっちから見たほうがいいのか考えたけどどうもいい答えが出てこなかった。「硫黄島から手紙」はもう一度いい音響でもちろん武道館のとき違ってスクリーンを真正面から見たい。そして、硫黄島での戦いについて考えてみたい。やっぱ、日本人であるから「硫黄島から手紙」のほうが思い入れがあるかな。でもなぁ、ちとラストはあれでよかったのかなぁ・・・うーん・・・わからん。

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2006年11月15日 (水)

硫黄島から手紙 その二

                「硫黄島からの手紙」

 大東亜戦争あたりの本をよく読んでいるせいかこの映画を見ることに思い入れがある。ふと考えてみるといろいろと本を読んでいるけど戦争の全体像をとらえたやつや勝ち戦のをばかり読んでいる気がする。だから、ミッドウェイ以降のガタルカナルやインパール作戦や硫黄島とかの南方での出来事の本をあまり読んでいない気がする。

 硫黄島での戦で知っているのは、アメリカ軍が簡単に五日で落とせると思っていたのが苦戦をして三十五日もかかってしまった。死傷者数が唯一日本よりアメリカのほうが多いこと。硫黄島での戦いには1936年のロサンゼルスオリンピックで馬術の障害でこれ以前にも以後にもとることが出来なかった金メダルを取ったバロン西こと西竹一の逸話が有名である。

 本土とグアムのちょうど中間にある島、硫黄島アメリカからしたらここを攻略することで本土攻撃にするための飛行場や後方支援のための基地を作るためにはもってこいの場所である。日本からしたらここを死守しなくてはいけないのに1945年でもうモノがなくなってきている。兵器を補充するにも本土決戦に迎えるために硫黄島までには手が届かなかった。その上に連合艦隊も壊滅状態に陥っているから硫黄島は味方の応援、物資の補充が断たれている。完全に孤立。まさに本土決戦に備えた時間稼ぎのための玉砕は必死である。

 そこにやってきたのが渡辺謙が扮する栗林忠道中将が硫黄島にやってくるところから始める。まだ見ていないが「父親たちの星条旗」と同じように映像は色が薄い作りにして回想シーンとなっている。「父親たちの星条旗」は見ていないけどちと推測で言うが「父親たちの星条旗」はアメリカを体現した作りなっていて、「硫黄島からの手紙」は栗林中将を中心に作られている。そのために「硫黄島からの手紙」からはエトスとしては日本を物語っているがしかし、なぜか日本が見えてこなかった。これは本土のシーンがほとんどなかったせいなのか?日本軍であれ、「天皇陛下、ばんざい!」とか日本を象徴するものはいっぱいあるのに背負っているはずの日本が見えてこなかった。映画からは情念を感じることが出来なかったらどうも感情移入が出来なかった。かと言って、悪い作品ってわけでもなかったしなぁ。うーん・・・わからん・・・もう一度見たほうがいいかな。

 硫黄島を扱った題材は総括として一度日本人の手によって作られたほうがいいじゃないか。もちろん反日のアホ野郎や何かって言うと自虐的になるうぬぼれや野郎にはどうせ悪いことしか考えることしか出来ないノータリンには遠慮してほしい。もう作るには遅いかな。今の日本人には戦争に負けたことで連綿と続く日本人の断絶をしてしまった今となっては遅い・・・

 マスゴミがほざいていたけど二宮和也の演技がよくて、アカデミー賞の助演男優賞を取るんじゃないかと。マスコミはこういうの好きだよなぁ。ノーベル賞のときも勝手にマスコミだけが盛り上がって、ホントーに権威に弱いよなぁ。しかし、アカデミー賞はどうであれ、二宮の扮する西郷は悩みながらも自決の道を選ばずになんとかして生きていこうとする。もう激戦地では生き死には運だからね。家族を大事にするアメリカ人が作ったから最後はあのような結果で終わるのはわかりやすかった。

 全体的に思ったのは、ドラマが少ない、悲壮感がない、飢餓状況が感じられない、時間経過がわかりづらい。

 エンドロールが流れると拍手が起こり、KEN WATANABEの文字が出るとまた拍手、すべて終わると最後に拍手。拍手を送るだけの作品ではあったと思う。だから、「父親たちの星条旗」と見比べてみたい。

 終わったのが十時近くでもし時間があったならば靖国神社に行って、硫黄島で散った英霊たちに手を合わせたいと思った。それが無理であったから武道館の天井からつるされている日の丸に黙祷をした。外に出ると雨が降ったあとなのか地面がかなり濡れていた。空を見ると晴れ上がっていた。天気予報では雨の予報はまったくなく、ワールドプレミアが始まる前に雷が光ポツリポツリと雨が降ってきた。映画を見ている間にはザッーとけっこうな雨が降っていたみたいで、映画が終わるとやむというのは、これは硫黄島で散った英霊たちが雨を降らせたと思う。僕たちは大東亜戦争で散っていった英霊たちに対して手を合わせなくてはいけない。

 帰りにTVCM撮りが行われていて正面玄関前で行われるって言うから行ってみたら混み込みだった。CM撮りに参加するとプレスシートがもらえるって興味あったがすんごい人が並んでいてやめることにした。あとになってやっぱ並んでプレスシートが欲しかった。そのうえに駅へ連なる人の波がものすごく、反対からグルッと大まわりをして九段下の駅に向った。

 次の日、日テレのNEWS ZEROでワールドプレミアのことを取り上げて見ていたら、セレモニー前のレッドカーペットのシーンで「あ!オレだ!」、なにげにカメラの前を横切る自分の姿があった。しかも、CM前とCM明けの二回も写ってしまった。録画することが出来なかった。ようつべでないか探したがありそうもなかった。

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硫黄島からの手紙

 今日武道館で行われた「硫黄島からの手紙」のワールドプレミアに行ってきた。駅からの武道館に向う坂道は人の流れが出来ていた。コンサート以外でも屋台が出るって初めて知った。

 今回は運がいいのか当選のはがきが二枚、レッドカーペット・セレモニーの観覧が一枚と当たった。「父親たちの星条旗」も当たったがちょうど同じ日に田中麗奈の舞台挨拶のある試写会のほうを選んでしまった。「父親たちは~」はお金出しても見てもいいかなって思って回避した。武道館に入るのははじめてであるから少しワクワク。残念なのは友達との待ち合わせがあるからレッドカーペットの観覧は興味はあったけどしょうがないから断念をした。友達と待ち合わせがうまい具合にいかなかったからギリギリになって武道館に入った。雨がポツリポツリと降ってきて、雷が光って何か暗示しているのかな。

 やっぱ、一般の招待客はすんげい場所が悪い。2階の東スタンドJ列24番。ここはもうはじっこである。スクリーンが見にくいこと見にくいこと。横から見るって感じ。それに武道館も古いだけに椅子も質素なこと。ずっと座っていると確実に腰やしりが痛くなる。スクリーンにはレッドカーペットを歩いてくる芸能人やインタビューが流れている。ジャニーズとかが来ると黄色い声援がすごい。しばらく、イベントは始まりそうもなかった。

 7時から始まるはずがかなりずれ込んできて、やっと暗くなってスクリーンの前にある台にライトが照らされて、キャスト・スタッフが呼び出された。はじっこの上のほうから見ているせいか顔の輪郭とかが全然わからなかった。もう表情とかわからないからただ、ボォーと何かコメントが終わるたんびにただ拍手するだけ。

 コメントの中に靖国神社って言葉出てきて、あー・・・なるほどと思った。武道館の近くには靖国神社がある。ここには大東亜戦争で散った英霊たちが奉ってあるんだ。近くには皇居。「天皇陛下ばんざい」と死んでいった人もいる。千鳥ヶ渕戦没者霊苑、八月十五日の武道館での戦没者慰霊祭とこの映画を流すのには感慨深いものがあった。武道館の天井からは国旗がある。これが東京国際フォーラムやオーチャードホールとかだとダメなんだな。

 暗くなるとスクリーンに映写の光が照らされて映画が始まった。

 つづく・・・

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2006年11月 9日 (木)

トンマッコルへようこそ

 今日の試写会の会場は新宿。なので、友達が高円寺に住んでいるからちょっと誘ってみた(誘ったのが女だったら言うこと無いんだけど)。仕事終わりにたぶん大丈夫だということで小田急線の改札口で待ち合わせをした。なのに!待ち合わせの時間がきても電車から降りてくる人をずっと見ていても現れることはなかった。うーん・・・ドタキャンかぁ・・・まあ、こいつのドタキャンはいつものことだ。それにこいつは約束した時間に来たためしがない。もう慣れた。

 ということでいつものように一人列に並んでいつものようにカバンから本を出して、開場の時間まで待つ。

                「トンマッコルへようこそ」

 韓国で六人に一人が見たといわれている大ヒット映画。それだけの触れ込みなんだから面白いんだろうなぁ。

 とここまで書いたがめんどくなった。もっと簡単に

 そこそこ面白かった。うまく作っていた。けど、やっぱ、韓国映画は肌に合わない。映画があわないって言うか・・・これ以上言うのはやめとこう。もう、簡単に応募できるもの以外は韓国映画の試写会は応募するのはやめる。当たっても気が向かない限り行かないと思う。

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2006年10月19日 (木)

六本木でニャー!

 急遽「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」について書かなくてはいかん。アスミック・エースにおいて、ブロガー対象の試写会があって、これは日時順で行けば他にもうpしなければならんのにやっぱ、タダで見させてもらった恩を返さねば。と、言うことで他はほっといてってのもあるんだけど、気が向いたときにだけうpしていたから試写会の数もたまるたまる。追いつかない状況になっている。ちょうどいい言い訳に使わせてもらう。他の試写会の事もうpしないのは不本意なので後日、まとめて簡単な感想を書くことにする。

 だいたい試写会は六時半から開始が多いが開始が八時半と遅めに始まる。二時間以上の映画だと帰りが遅くなるなぁ。いつものようにチャリで行こうかと思ったけど遅いということで電車で行くことにした。

 アスミック・エースは六本木にあって、ちょいと早めに行ってヒルズでぶら~り。まあ、行ったところで興味をそそるものなんてほとんどない。目的としては映画館に行ってチラシを物色してくる。しかしながら、ヒルズから見る東京タワーはいつ見てもいいよなぁ。

 閑話休題。

 余計なことはいいな。とっとと映画のことを書けって!

 はいはい・・・

 映画会社の試写室で映画を見るのはこれで三社目。アスミック・エースの一番よかった。特に座席がゆったりしているのが他の二社に比べモノにならない。ちょっと贅沢を言わせてもらえばもうちとスクリーンが大きいといいんだけどなぁ。

 映画が始まる前にプレスシートをくれた。そこにネタバレ事項が書かれているプリントがはさんであった。どんなこと書いてあるかチラッと見たいなぁ・・・それにブログに書いちゃおうかなァって悪魔の誘惑が、イッヒ・ヒ・ヒ・ヒィ・・・(そんなことは絶対にしないけどね)

 早く書けよ!

 そー、せかさんな。ネタバレ事項をちゃんと確認しながら書かないとな。

           「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」

 応募したときに当たったらラッキーかなって程度で送った。だからそんなにも見たいってことはなかったし、実際には一度も見たことがなかった。ちょうど先週の土曜の深夜に「日本シリーズ」が放映されたいたけど予習として見ていこうかと思ったけどここはあえてまったくの基本情報を仕入れずに見ることにした。

 まずは面白かったか面白くなかったかどうかはオイラの基準となる見ているときに睡魔ちゃんに襲われるかである。結論としては・・・

 睡魔ちゃんに襲われることが一度もなかった。あー・・・これだったらドラマから見ていればいろいろと内容にふくらみを持つことが出来たから面白さが倍増していたかもしれない。

 出だししょっぱなからネタバレなんだよねぇ。気になるでしょう。うー・・・書きたい・・・どこかにネタがないか探しながら見ていた。そのあとの展開となるバーバーのシーンでぶっさんが死んでやるって出て行くけど時間軸からするとあれってなるけどあー・・・こうなるのかぁって、納得。

 バラバラになってしまった木更津キャッツアイだがバンビがぶっさんの声が聞こえると大事なことを忘れていたことを思い出してバラバラになっていたマスターとアニを探しに・・・木更津に戻った三人はぶっさんの声が聞こえるという野原に行き、ありゃりゃこりゃこりゃとどうにもこうにもなっていくうちに野球場が出来てしまう。そ、そこでぬわーんと・・・だんまり・・・そこでどうしても書きたいことがあるんだけどネタバレになっちゃうんだよなぁ・・・まあ、やつらの登場!ってとこでおさえておこうかな。

 二時間を越すからだれてくるかなァって思ったけど全体的にテンポがよく、これでもこれでもかって進んで行き、不条理なとこで笑わしてくれて、たま~に情の部分を持ってくると一気にテンポが崩れてなんかだれてくる。ワールドシリ-ズって言うぐらいだから表があれば裏もある。このワールドシリーズは裏がないと突っ込みどころ満載。まぁ、裏があってもそんなのアリかいってなる。それでも見てて楽しいからOK!映画だからこのテンポは許されるけどドラマだったらあわただしくて落ち着かない。

 まだまだネタバレ注意があるけどキリが無い。これから見る人たちはその辺を楽しんでね。

 よくエンディングロール流れるとこれでおわったー!ってみんな帰り支度するけど最後まで楽しませてくれたんだからキャストやスタッフに敬意を込めて明るくなるまで見ていよぉよ。それに木更津~のエンディングロールにはオマケがついてくるからだから最後まで見よ~ねぇ。

 今回の試写会は始まるのが遅かったから行こうか迷ったけどこれで映画がつまらなかったらタダで映画を見させてもらったのに口には出さないけど罵詈雑言をぶちまけたくなる。しかし、家に帰ってきたのが12時過ぎになったけど見に行っておいてよかったぁ。ドラマとか前作の映画版を見ないで見たけど楽しめた。

 少しうpするのが遅くなってしまった。m(_ _)mスマン

 

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2006年8月24日 (木)

一週間で4本の試写会。その二

 一日はさんでどうしようもなく暑いなか試写会に行く。一日はさんでいたから良かった。これが連ちゃんだったらオイラのケツはどうなっていたことか。ギャー!って悲鳴を上げて訴えかけてきたことだろう。しかし、今日もケツには我慢をしていただこう。まさに、ケツにとって地獄が待っている。なんともおそろしい・・・

 今日は当たった試写会は四本。まずは「X-Men ファイナル・エディション」が二本、「サムサッカー」、そして、イベント付きの参加したことを言うと恥ずかしいプレミア試写会。だいたい試写会は夕方から始まるのでどう考えてもかぶるが「X-Men」は一つだけに昼間からの試写だから今日は二本見ることが出来る。さて、夕方はどれを見るか。「サム・サッカー」はソニー・ピクチャーの試写室で見る。これも捨てがたい。映画会社の試写室でそう簡単には見ることが出来ないからネェ。もう一本のプレミア試写会はみうらじゅん×山田五郎のトークショーがある。どっちにするかはかりをかければプレミア試写会に決まっているでしょう。それに生でみうらじゅんのトークが聞いてみたかった。どんなエロエロトークになるか期待する。

 夏の真っ只中だからもちろん暑い。途中で睡魔ちゃんに襲われないように少しばかり昼寝をしてから家を出る。

 まずは「X-Men ファイナル・ディシジョン」の試写会の会場になる日比谷公会堂に行く。ここで映画を見るのは初めてだし、歴史のある日比谷公会堂に入るのは楽しみである。

 もう行きなれた道をビューンと空気自体が熱気に満ちていて、その上に太陽で照らされたアスファルトから照り返しの強い熱波を浴びて、ただ、ジッとしているだけでも汗が体中から拭きだしてきそう。そんなマウンテン・バイクで体を動かすんだからこまめに水分を取らないと脱水症状になりそうだ。日比谷公会堂に着いたときには汗でぐしょぐしょ。出来ることならすぐにでも腕と顔と首を水で洗いたい。じゃないと気持ち悪い。

 とりあえず初めての場所だから自転車を止める場所を発見せねば。すでに列が出来ている脇にバイクが置いてあったから見ると置けるように書いてあるのと×印で注射禁止と書いてあった。どっちだよ!バイクしか置いてなかったからチャリが置いていいのか分からなかったのでパス!日比谷公会堂の正面口の横に自転車が置いてあったからたぶん置いていいんだなって勝手な解釈で置かせてもらった。

 ということで、汗でぐっしょりになりながら列に並んだ。

 並んでいてもただ暑い!窓を開けて欲しかったぐらいだった。うちわでパタパタと扇いで気持ちとして微々たるに涼んだ。開場までの三十分ほどガマン・・・

 やっと会場になって中に入るともう建物が古いだけに年季の入れようが半端じゃない。椅子なんかもかなりの古さがある映画館の椅子なんかと比べると天と地の差がある。背もたれも狭く、お尻の部分はばねのクッションで、肘掛は列の両はじにしかない。今じゃあ、こんな椅子はそー見ることはないだろう。そういった意味では価値のある椅子。そういえば、日比谷公会堂ってむかーし、むかしに社会党の浅沼稲次郎が右翼少年のYに刺された場所だったことをふと思い出した。

 ここには映写室がないんだろうな。後ろの席を封鎖して、映写機を二台置いていた。こうなるともう映写機からの熱でかなり暑いだろうなぁ。

             「X-Men ファイナル・ディシジョン」

 何度も試写会で当たってはいたがなかなかチャンスがなかったがやっと見ることできる。X-Menはまったくもって見たことがなかった。アメコミが原作だから1,2と見なくても内容は何とかついていけるだろう。

 X-MenとかバッドマンのようなアメコミはCG以前の時はチープなところがあって、手作り感が伝わってきたけどCG全盛の現在はもう何でもアリアリ。逆にやりすぎるんじゃないかぐらいである。もうそうなるとフルCGのアニメーションにしちゃえばって感じ。

 1,2を見る前に先にファイナルを見るってのはどうなんでしょ?1,2を見ることでつながりがわかってファイナルを見るとより面白くなるんだろうな。ということで、やっとテレビで1,2が放映されたから見た。が!1はちょうどアンプの調子が悪くて修理しながら見ていたから5割ぐらいしか頭に入ってこなかった。1はミュータントの確認と存在証明の戦いみたいなもんでしょ。それに悪やらワイワイがやがやと大変だぁー!人間の敵だぞぉー!ミュータントにはこんな技があるんだぞぉ!ちゃんと使えば平和利用できるんでーす。2もまともに見ていないからわかったようなわからんような・・・印象に残るのはミュータントの技を仕掛けるときはいろいろとわかりやすーいようにポーズがあるってことがわかった。ミュータントの資金源はどこなんだろう。いつものように敵味方がわかりやすく時には敵だったやつが手を助けたて、共通の敵をやっつけちゃえー!私はみんなのためなら犠牲になるわよ~ん。

 でもって、ファイナルだ。

 いきなり生きていたんだというシーンでしょっぱなからう~んこれは前作を見ていないとついていけなかったかもと・・・ミュータントになるといろんな特技でできるんだよ。飛べたり、通り抜けたり、火を吹いたり、冷したり、こぶしのところから剣が出てきたりとみんなそれぞれ違って、その発想がすごいと思った。

 それだけミュータントがすごいと人間としては脅威に感じるだろう。なんとかして抹殺まではいかないまでも封じたいもんでしょ。脅威になりえるのに戦う相手がミュータント同士。ようはミュータントでの主導権 争い。

 ラストはミュータント対ミュータントの戦いは見ていて、総力戦ともなるとスクリーンの中をで展開が多く圧巻である。力で橋を動かしちゃうのはすごいねぇ。そんな力があったらほかに使い道があるだろう。もう戦闘シーンというのは何も考えずに見ることが出来て、ハラハラドキドキ、どっちが勝つんだろうって・・・わかりきったことだから手に汗握るってことはない。X-Menが勝たずにどうする。勝つことで全体の納まりがスッキリする。

 X-Menは基本的にB級映画であるからよほどおかしくない限りなんでもありである。見ながら細かいことを気にしてはいけない。だから、面白いか面白くないかで批判はあまりするものではない。で、オイラの感想としてはもう何も考えずにスクリーンをただ見つめていた。変だなぁと思ってこれはこういう映画なんだと言い聞かせ、内容なんてほとんどどうでもいいからただミュータントの体質を見て楽しんだ。しかし、ミュータントの中には使い道のない体質を持ったやつっていないのかな。いたほうが面白いんだけどなぁ。

 さて、見終わったのはいいけどまだまだ次の試写会までには時間があった。

 で、つづく・・・

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2006年8月14日 (月)

グエムル

 試写会の応募にはネットでかなりの量を送る。これがもしはがきとかだったら金がかかるから送らないだろうなぁ。大量に送るせいか同じ作品の同じ日の同じ場所のがいっぱい当たることがある。一番すごかったのが「ガメラ」で、4枚あたり、日付と場所違いも含めると7枚ほど「ガメラ」の試写会のはがきを持っていた。こういうのはまだましだけど一番困るのが同じ日2,3本作品が重なったとき。どれを見に行くか迷う。まぁ、それでもだいたい比べたときに優先順位ができてどれを見るかすぐに決まる。一度だけどれを同じ日に二本当たってどれを見に行くか迷ったことがある。「プロデューサーズ」と「美しき諍い女」のどっちを見るかでギリギリまで考えた。結局「美しき諍い女」のほうが微妙な差で見に行くことした。それでもあとになってやっぱ「プロデューサーズ」も捨てがたいなぁって未練を残した。

 グエムルの試写会が八月十四、十六、十八日の試写会が当たった。十四日が中野サンプラザ、十六、十八日がヤクルトホール。どの日を見に行ってもいいんだけど中野サンプラザだと行くまでに坂道が多い。ヤクルトホールは新橋にあるからほとんど坂道が無い。しかし、音響を考えるとコンサートがよく行われる中野サンプラザのほうが「スーパーマン リターンズ」で味わっている。結局、音のよさで中野サンプラザに行くことにした。

 前回、道を間違えたから今度はちゃんと地図で確認をしたから間違えることなく行くことができた。まいどまいど思うが東京はほんとーに坂が多い。登ったり降りたりそれで余計に疲れてしまう。行きはまだいいが帰りになると少し疲れているからちと上り坂でアップアップする。

 並ぶにもまだ余裕かなって思って、中野ブロードウェイの中を散策する前にがっつりと汗をかいだからトイレで顔と首と腕を水で拭いた。じゃないと気持ち悪いし汗臭い。まあ、それよりもTシャツに染みこんだ汗のほうをなんとかしたほうがいいんだけど。時間が無いから中野ブロードウェイの一通り見て回るぐらいしかできなかった。中野サンプラザに戻ってみると列は外にまで伸びていた。余裕で冷房の効いた中で待てると思ったのに。夕方になって暑さも一段落して、たまに吹き付ける風が気持ちよかった。空に浮かぶ雲を見ているとふと一息がつく。並んでいるあいだはいつものように本を読む。中野サンプラザは収容人数は2,200であるから開場間近になると列ははるか遠くまでに伸びていた。

                      「グエムル」

 怪獣映画っていったらやっぱ、日本を代表するゴジラでしょ。これを越える作品はそう簡単には現れないと思う。どんなCGを使っても重量感、存在感、インパクト、怖さと群を抜いている。いろんな国で怪獣映画作られていて。あの北朝鮮もゴジラを真似て作ったりしている。だから、アメリカでもゴジラをリメイクしたけど見ていないけど失笑モノだったみたいだ。

 そんななか、韓国でも怪獣を映画を製作した。最新のCGをふんだんに取り入れて作られた。まあ、どんなにCGがすごくても話がちゃんと出来ていないと見掛け倒しの映画でしかない。ただでさえ、CGに頼りすぎて中身がスカスカな映画がよく見かける。

 病院から大量の薬品を垂れ流したことによって漢江(ハンガン)で奇形の生き物が年月を経て巨大化して人間を襲い始める。なのだが、成長過程で何で気づかなかったんだよ。あそこまで大きくなったら普通はもっと早いうちに人目に触れるだろ。突っ込みたくなるところを認めるのが映画の醍醐味である。

 怪獣はどうも米国産の「ゴジラ」とエイリアンの掛け合わせた感じ。大きさもゴジラのように巨大ではなく人間より倍以上に大きく、脚力が異常に発達していて(水中の怪物なのに脚力が発達しているのは変)、脅威ではあるけど戦ったらもしかしたら勝てるんじゃないってぐらい。最近のCGはよくできていて怪物が地上を走り回るところなんかはよくできていて、人が襲われたり、車が壊されるところなんかは感心した。

 この怪物に女の子が襲われるんだけどなぜか怪我することもなく、くわえられて川に飛び込んで秘密の隠し場所に連れ込むんだけど普通だったら川を潜ってその場所に行くんだからそれまでに大量に水を飲み込んで空気も吸えずに生きてはいられないだろう。仮に生きていたとしても大量の無酸素状態であったはずだから廃人になっているはずだ。それに怪物が出現した川の周辺は立ち入り禁止区域になるはずだからこの女の子を助けに行くからって簡単には潜入はできんだろ。そんなにも韓国の軍隊は甘いのか。川にひそんでいるんだから魚群探知機やソナーを使えばすぐに分かるもんだろ。さらに駐留している世界最強の軍隊の米軍を使えば簡単に始末することができるはず。なんとかして韓国の自らの手で決着をつけたいんだろうな。まだまだおかしいぞぉってのがあるんだけどこの辺までにしとこう。

 突っ込みたいところはあるんだけど怪物映画だから大目で見よう。映画全体としては緊張感が伝わってきて、眠くもなることはなかったから面白く見ることはできた。また、サラウンドをうまく使っていて怪物が後ろから迫ってくるかのように重低音をフルに使って臨場感を感じた。

 日本でも怪物・怪獣映画は作られるけどどこか緊張感がなくてのほほ~んとしている。怖いってとこがまったく感じられない。とくに少し前にやった「ガメラ」なんかは変に友情を打ち出してすっげーつまらない。Jホラーと言われている作品は他の国と比べモノにならないぐらい怖さがスクリーンから伝わってくるって言うのに。どこか怪物・怪獣映画は子供を意識しているせいか怖さを半減してしまっている。

 帰りはいつものようにチャリを無駄に飛ばして、汗がどっさり。

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2006年8月10日 (木)

あちぃー!プールに入りたいもんだ

 やっぱ、台風一過の次の日はあつい!あついけど湿気が少ない分まだましだ。

 昨日も試写会の予定があったけど台風の動き読めなかったからそれにどうも身体を動かすのがめんどかったからやめた。結局台風は早いうちに行っちまった。雨はたまにポツリポツリと気にしない程度に降っていたけど台風が持ち込んだ南風と湿気のことを考えるとやっぱうんざりする。

 昨日の試写会は「X-MEN」で、そんなにも興味はわかなかったからいいかなぁって。べつのでプレミア試写会のお誘いのメールが送られてきたけどプレミアの内容を見たらちと引いてしまった。内容は本編の試写(これは当たり前だな)、来日記者会見のVTR上映(こんな見て楽しいのかなぁ)、メイキングVTR上映(これも微妙だよなぁ)、カクテルパーティー(な・なにぃ・・・)And More・・・カ カクテルパーチーだとぉ・・・どうしたらいいんだ。言ってもオロオロするだけだろ。けっこうカジュアルなものかもしれないけど場所が「タトゥー東京」。どう考えても場違いだよなぁ。こんなのを一人で行ってもなぁ・・・だから今回はパス。たぶん、And Moreは芸能人でも来るんだろう。

 日差しの強い中颯爽とチャリを走らせていると併走していた車の中を見るとガキが助手席に座って気持ち良さそうに寝ていやがった。こんにゃーろ!こっちは熱波や車の熱であげき苦しんでいるっていうのに真夏の暑さを忘れてスヤスヤとしていやがって。とにかく汗がすごい。こまめに水分を取らないと脱水症状を起こしかねない。あと帽子をかぶってかぶっていないと熱中症か熱射病になるかもしれない。

 会場のイイノホールに着いたがもうこの辺は自転車を置く場所がない。それに時間的に場合によっては放置自転車として持っていかれるかもしれないので大丈夫そうな場所を日比谷公園内やホールの近辺をうろついてみたがよさげな場所がないので、仕方がないから地下鉄の出入り口の辺りに何台かとめてあったからその中に紛れ込ませるように自転車を置いた。持っていかれませんように。

 一応、開場時間の三十分前についたがホール前に行くと夏休みということもあって階段下までずらりと並んでいた。七階のホールを最後尾まで下りて行くとやっと四階のところで並ぶことができた。暑いから本を読む気にならずただひたすらうちわでパタパタとあおいでいた。

 ホールに入ってまずすることがトイレに行って、用を済ませたら、汗でびっしょりになっている手や顔や首を水でぬぐった。じゃないと気持ち悪いし汗臭いだろ。しかし、かなりの汗がしみこんだTシャツは一番かも。こればかり替えが無いから臭ったら近くに座った人は災難だな。だいたい試写会のときは試写される映画と配給会社がこの先に公開される映画のチラシを2,3枚ぐらいしかない。しかし今回は、いろんな配給会社が参加しているので大量のチラシを確保することができた。ラッキー!

                    「ラフ ROUGH」

 漫画はむかしはいっぱいあったけど引越しのさいや機会があったら処分していたからかなり少なくなった。その中でもあだち充の「ラフ」は珍しく全巻そろって持っている。たぶん捨てないのはどこか気に入っているんだろうな。しかし、ベッドの下にしまってそう簡単には取り出すことができずにホコリがかぶっているはずだ。それだけに映画化されたことでどんな風に作品になるか気になった。

 それとやっぱし、長澤まさみの水着でしょ。一番の目当てである。雑誌とかのグラビアで水着になることはほとんどなかったからね。

 見始めて少したつと・・・な・なんだぁ・・・ひどすぎる。まずは速水もこみちの高校生役はどう見ても無理がある。まあ、こいつはなんか気に入らない。オレはもてるんだって顔にがっつりとでている。ラフ全巻を一時間四十数分にまとめるってのは無理がある。だから見ていても物語の大まかなあらすじのつながりでしかなく、盛り上がりも薄く、人物像もわかりにくく、高校三年間を簡単にして、対立関係もあいまいで、よく東宝もこんな内容で公開に持ち込んだな。

 長澤まさみのライバル?的な役の市川由衣はなんのためにいたのか意味不明。盛り上げるために絡んでくるのかなァって思っていたらちょこちょこと出てくるぐらいで、たまーに絡んできているなぁって見ているとあれ?それだけ・・・はっきりいって市川由衣はいてもいなくてどうでもいいじゃん。まぁ、市川由衣の水着のシーンが良かったかな。それだけが救い。たぶんこの関係で市川由衣は「NANA」も続編に宮崎あおいに変わって抜擢されたのかな。

 久しぶりに出会った愚作。ここまでひどいってのはそう簡単には見かけることはできないだろう。なにせ、途中で帰っちゃう客がいた。オイラも途中で帰りたい心境になったけどせっかく当たったのに帰っちゃうのはもったいないし、どこまでひどいか確認したかった。中途半端にひどいよりもこれでもかっていうぐらいにひどいほうが逆にすがすがしい。

 しかしながらここまで辛辣に酷評しているなぁ。

 ホールから出るときに大塚製薬の栄養食品をくれた。ちょうど少しばかり小腹がすいていたから食べながら帰ったが微妙な味だった。

 最後まで微妙・・・

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2006年7月 2日 (日)

サウンド・オブ・ミュージックからカーズまでの試写会

 「カーズ」の試写会が当たって、その際にブログに書いてって、一枚の紙が入っていたからその前に試写会に行っていたが公開前に一応アップしないといけないだろうと先にアップした。それに「サウンド・オブ・ミュージック」から「カーズ」のあいだに4本ほど試写会に行っている。一本ずつアップしていったら時間がかかるだろうからまとめて載せることにした。

 まずは「トランスポーター2」

 2となっているが1を公開したことすら知らなかった。だから1を見ているわけがない。同じ日に「GOAL!」の競技場での試写会も当たっていたけどはがきには雨天決行、傘がさせないからカッパ等の雨具をもってこいと。この日はどうも天候が怪しかった。しかしながらイベント付きの試写会で、これに惹かれたがすでに試写会で見ていた。ゲストが気になったが雨が降りそうだし、すでに見ているし、ゲストは気になるが「トランスポーター2」を見に行くことにした。ちなみにゲストはWindsだった。

 いつものように会場に30分前に着いて並ぶ。いつものように本を読む。いつものように時計を見ながら開場時間を待つ。しかしながら今日は開場時間10分ほど遅れた。試写会で遅れるのは珍しい。なんか不具合か手違いがあったんだろう。ま、そんなにも気にはしなかった。

 会場に入るといつものように隅っこの席を確保して、いつものように本の続きを読み、いつものように暗くなって本を閉まった。舞台にライトがついて、ニッポン放送の女性アナウンサーが出てきた。そこで

「今日は主演のジェーソン・ステーサムさんがいらっしゃってます!」

 舞台袖からはげた主演のおっちゃんが出てくると一気に会場のボルテージが上がった。隣の隣に座っていたねぇちゃんがさっきまで気持ち悪いだぁなんだかんだ言っていたのが急に身を乗り出して声援を送っていた。さっきまでの体長の悪さはどこにいったんだよ。舞台挨拶があるときは予告はなくてもマスコミが来ているからすぐに分かるけど今回はまったくマスコミも来ず、映画関係者もあわただしいこともなくいつものような試写会と変わりはなかった。

               「トランスポーター2」

 まったくもってこの作品の予備知識がなく見る。リュック・ベッソンが関わっていることはわかった。しかしながら、どうもリュック・ベッソンって好きになれないんだよなぁ。調子に乗って天狗になっている気がする。だから斜め視線で見てしまう。

 トランスポーターって言うから何を勘違いしたかトラックの物語だと思ってしまった。実際は運び屋のストーリーで運ぶという意味では遠いがあっているな。運び屋って言うけど今回の以来は子供の送り向かいだからさえない依頼。それでも依頼主が金持ちだから案の定予定通りに誘拐されてしまう。あの手この手を屈指して取り返そうとアクションあり、カーチェイスありと見どころ満載。

 いろいろとやっているがちょっとそれはやりすぎじゃねぇって多々ある。なんじゃこれって思ったのが車の底につけられた爆弾を取るのにジャンプ台みたいので車が飛び上がって、クレーン車のクレーンの先頭の鉤に引っ掛けて取っちゃうんだから普通じゃあ考えられない。いくら映画だからって何でもありか。もう、このシーンはすげぇっていうよりむしろあまりにもありえなさに笑ってしまった。

 上映時間も90分ぐらいだからグダグダとならず、アクション映画だけに見どころをいっぱい作るから飽きも来ず、何より眠くならなかった。かと言って、いい作品とは言えない。暇つぶしに見る分にはいいかな。

 続いては、「初恋」

 この日も微妙な天気で天気予報ではギリギリで雨は大丈夫そうなこと言っていたからたぶん帰りまでは降らないだろうと踏んでいた。だから、行きも少しばかりパラリと雨が降っていたが気にせずにチャリで行った。

 会場は東京国際フォーラムのホールCだった。ホールCの広さはどのくらいかわからなかったけど東京国際フォーラムだけにもしかしたら今回も舞台挨拶があるんじゃないと期待した。が、そうは問屋は卸さなかった。それでいて、ホールも小さく真ん中あたりに座ったがそれでもかなりスクリーンが近くに見えた。キャパが少ないんだから舞台挨拶なんかありゃしない。タダで見ているんだから文句は言えんな。

                         「初恋」

 初恋・・・なんともストレートなタイトル。しかし、ストレートなだけに惹きつけられる。「初恋」という言葉にはそれがどういう形でも成就しようと儚く終わろうと多感な時期に迎えるから思い出とともに誰しもがいろんな思い入れがあるはず。何年後、何十年後といろんな恋をしてきても初恋は一度しか味わうことが経験できないから忘れずにいたいもんだ。

 1968年に起こった三億円事件。この犯人が十八歳の女子高生だったら・・・犯人を捕まえることなく時効を迎えた事件だけに実態がつかめない犯人像を思い浮かべるとある種のロマンを感じる。また、盗まれた三億円は使われることもなく、不思議なことが多いだけに突飛な設定だけどもしかしたらあったのかもしれない。

 この女子高生を演じるのが宮崎あおい。はっきり言っちゃおう。この映画は宮崎あおいのための映画といえるし、演技、存在感でもほかの出演者より突出している。それだけに宮崎おあい以外は安っぽく見えてしまう。もう少しがんばって欲しかったなぁ全然力量が足りない。

 もちろん衣装や髪型がその時代のモノにしてあるがどうも見えないんだよなぁ。なんか衣装なんかは着せられている感じがする。セットとかももちろんその時代のものに作られているけど見ている限りスクリーンから時代感が伝わってこなかった。みんなの集まり場になるジャズ喫茶もどことなく暗躍した雰囲気を作っているけどなーんかどこかのTVや映画でなんか見たよう風景でしかなかった。それでも、ジャズ喫茶で流れるジャズはちょうど時代を反映していて、抑圧、反発、欲求不満などを解放してくれるフリージャズが代弁するように流れている。

 やっぱしこの映画何度も言うが宮崎あおいだけの映画としか言えないなぁ。オイラの基準となる眠くもならなかったし、中だるみがあって飽きることもなかった。三億円事件の犯人が女子高生だったって、突拍子もない話になっているけどどうなるかなァって思ったけど「それはありえないよぉ」って感じることなく、それなりに説得のある作りになっていた。そこは監督のしっかりと作ったんだろう。そこそこ面白かった。

 つづく・・・

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2006年6月22日 (木)

カーズ

 当選の封筒の中に一枚の紙が、

「『カーズ』宣伝隊として、作品に関する感想、コメントをブログで書くなど作品のプロモーション活動も、積極的にお手伝いしてください」

 当たったのにむげに無視をしろってのが無理ってもんだ。だ・か・ら、ここはお手伝いになるかわからんが公開前に間に合うように載せようじゃないか。それにここはサービスして美辞麗句を並べて提灯記事でも書いちゃおうか。そんなことしたらウソっぽくなるし、見て感じたことをありのまま書かんといかんな。それでも少し贔屓目で書くけどね。

 今回の会場は格式のある九段会館。椅子とか古いからよくないけどここはいいのはちゃんと都心にしては自転車置き場があるってこと。今回はとくにタイヤを交換したから試運転も兼ねてマウンテンバイクで行きたかった。

 ま、いつものように書くと長くなるから今回は割愛。といってもあまり書く事無いからねぇ。ひと言だけ蒸し暑い・・・

 ディズニーの映画ってそんなにも見たことないんだよねぇ。ちゃんと見たことあるのって「モンスターズ・インク」だけかも。「モンスターズ・インク」もあまり、アメリカのアニメは好きじゃないからどうかなぁって思ったけど思っていた以上に楽しめた。それからまた見る機会がなかった。

 車を擬人化にするところなんかは車社会のアメリカって感じがする。それだけ車に愛着があるんだろう。レースを舞台にストーリーが昔のアメリカ映画を思い出しそうな内容で、ストレートで一本槍な物語になっている。だから、何も考えずに見ることが出来る。

 いろんな車が出てくるがやっぱしメインとなる車はアメ車で、ほかにもポルシェやフェラーリやフィアットなどが出てくるがそれだったら日本車も出してくれよ。ま、日本車は個性が少ないから出演しても印象が薄いだろう。たしかにアメ車は昔の型なんかは味わいがあって、特徴がはっきりとしているから見ているだけ楽しい。

 ストーリーの中で高速からはずれた道路でルート66が出てくるが、ルート66はジャズが好きな人ならすぐにピーンとくるでしょ。ナット・キング・コールやジョン・ピザレリがスゥインギーに歌っている。作中のどこかで流れると思ったら最後のエンドロールの時に流れたがジャズではなく、まったく今風になっていてちょっとがっかり。

 映画は明るくなるまで席に座ってスクリーンを見ているべき。けっこう、試写会でもエンディングロールが流れるとみんな立ち始め帰ろうとする。しかし、「カーズ」にかぎっては最後まで席を立つべきじゃない。エンディングロールに最後にひと笑がある。ピクサーのお遊びがふんだんにまかれている。ネタばれしたいけどここはやっぱ、見た人だけが楽しんでほしい。

 オイラの映画の評価としてはわかりやすく、見ていて眠くなるか眠くならなかったである。「カーズ」は・・・・・・眠くならなかった。ただ、残念なのは今回見たのは字幕版で洋画は極力字幕で見るようにしているが、アニメーションは字幕版でも楽しめるけど機会があったら吹き替え版でも見たいもんだ。2時間はちと長いかなァって思ったけどそれも感じさせないストーリーだった。

 オマケだが「カーズ」の本編が始まる前のショートショートストーリーのアニメもなんともほのぼのしていてよかった。

 梅雨のさなかの試写会だったけど雨に降られることもなく、夜の九段下をあとにした。

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2006年6月 6日 (火)

サウンド・オブ・ミュージック 終章

               サウンド・オブ・ミュージック

 マスコミもはけて、ホールが暗くなるとやっと始まった。

 最近の映画ではないが昔の映画とかを長い作品になるとまずは序章として本編が始まる前に映画で流れると音楽をメドレーでオーケストラで聴かせる。これでこれから始まるんだぁと自分の中で盛り上がってくる。

 アルプスの草原を上からのカメラワークでサウンド・オブ・ミュージックの音楽とともに始まる。

 あ~おい空~♪

 ここでちょっとこける。このDVDの目玉は声の吹き替えだけじゃなくて、歌まですべて葺き替えるとこである。でも、やっぱしなんか違和感がある。

 ~~Sound of Music~♪

 日本語で歌っているときに急にここだけ英語になってしまうとさらにここでこける。オイオイって突っ込みも入れたくなる。中途半端に英語を入れるなよ。歌詞となんかあっている気がしない。

 ヨーロッパの風景やアルプスなんかはこの時代じゃないと撮れなかったじゃないかな。今だと変にCGとか使って違和感のある画面とか作るけど小細工の少ない自然に撮った画面のほうがしっくりとくる。

 昔からミュージカル映画は好きでよく見ていたけど、映画会社がMGMの作品に偏っていたけど「サウンド・オブ・ミュージック」や「ウエストサイド・ストーリー」とかはMGMなどの作品と違って社会に訴えるモノや少し暗の部分を持っていて、一回は見たけどまた見ようとは思わなかった。吹き替えながら 改めて大画面と大音響で見るとやっぱ、いいなぁとけっこう感動的だった。今まで避けていたのがもったいない気がする。

 三時間近い映画だから途中でインターミッションが入る。このときはホールの空気が一瞬戸惑いの感じが流れた。みんなどうしたらいいのか空気が止まった。そして、気づいたかのようにトイレに行く人がいた。

 好きなシーンはトラップ一家が屋敷から逃げ出そうとして、大佐を連れ出そうとするナチスに見つかって、ザルツブルク音楽祭に出場するってことで何とかその場を避けた。音楽祭に出場したトラップ一家の最後の曲として「さようなら、ごきげんよう」を歌っていって、子供たちが下がっていく。曲名のどおり、生まれ育ったオーストリアへのお別れ、また、一家がこのあとどうなるかわからない。

 名作のミュージカル映画だけあって、音楽はどれも素晴らしい。あの曲もこの曲も聞き覚えの歌が聴こえてくるとワクワクしてくる。これが日本語じゃなくてオリジナルどおりだと文句は無いんだけど。

 ラストのアルプス越えのシーンになってENDマークが出て、ホールが明るくなってまだ満足に余韻に浸っていた。再び司会のおねぇちゃんが出てきて、今度は台湾からの帰国した島田歌穂が直接会場にやってきた。かなり焦り気味の表情だった。

 結局、4時間以上におよぶ試写会だった。長かったなぁ。椅子は硬いし、途中で腹が減ったどうしようもなくて、ホールでは飲食は禁止されているけど飴ぐらいはいいだろうとそれで空腹をしのいだ。それでも、吹き替えをした声優陣を見れたり、映画の素晴らしさに改めてわかったので、満足満足♪

 そして、赤坂の街にチャリで消えていった。

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2006年5月15日 (月)

サウンド・オブ・ミュージック

 いつも試写会に行くときは会場に三十分前につくようにしている。そのぐらいであればだいたい自分の座りたい席に座れる。三十分前に並んでもヒマだからいつも本を読んでいる。もしくはキョロキョロして、マン・ウォッチング。ちょうどキョロキョロしていたらサントリー・ホールから料理評論家の岸朝子の姿が。周りは誰も気づいていないようだった。ま、見たからっていってどうってことはないけどね。

 けっこう、待っている時間の三十分でページが進む。ほかにすることないしね。この三十分待っているあいだに列は長くなってくる。後ろのほうだといい席に座れない。

 入口の付近はマスコミ関係が群れていた。ゲストが来るからマスコミも来るだろうなァって思っていた。それと看板で「マスコミ・関係者・ファンクラブ」。ファンクラブってなんだ?何のファンクラブだ?華原朋美?布施明?島田歌穂?事務所?ミュージカル関係?並んでいる人たちを見てもまったく見当もつかなかった。結局、最後までわからずじまい。

 ドアが開いてまずは関係者及びファンクラブからからの入場だと思ったら、一般招待客からだった。入場したらまずはいい席の確保。椅子を見ると「ファンクラブ」「関係者」と紙が張られていた。これで、納得した。しかしながら、あまりいい場所とは思えなかった。後ろの両はじと真ん中あたりを少しだけだった。少しは優遇したらと同情。

 いつもながら始まるまでのあいだはヒマである。なので本。

 椅子が固定された席ではなく、ちょっと豪華っぽいずっと座っていると痛くなるのは確実の椅子が並べられている。もちろん普通に並べられているだけだから斜めになっていないので場所によって人の頭が邪魔になる。オイラは運良く二つに分かれた通路のまん前だから気になることはなかった。それにけっこう高い位置にスクリーンが設置されていた。前のほうに座ると首が痛くなるだろうなぁ。一番後ろにはマスコミが控えていた。平日の4時開場なのに開演のころにはほぼ全席埋まっていた。

 ホールがうす暗くなると司会の映画評論家のねぇちゃんが現れ、まずは当たり前だけど「サウンド・オブ・ミュージック」のファミリー・バージョンの説明。そのあとに、ホールに入ったときから気になって舞台上にあるピアノ。島田歌穂が来るから歌でも歌ってくれるのかなぁって思っていたら、スクリーンの映像に合わせてピアノ演奏であった。なんも感慨深くなることもなく、ぼぉーとただ聴いていた。まあ、確かに聞き覚えのある「ドレミの歌」などを聴いているとつい口には出さないが、ドはドーナツのド♪っと浮かんでくる。

 20分近く演奏が続いたかなぁ。しかしながらこの演奏が何の意味を成すのかよーわからん。普通に映画を見て、その場面を見たときに聞いたほうがいいと思うんだがな。

 演奏者が退場するとピアノはそのままと思ったら下に下りていった。じゃないと邪魔だよな。

 続いて、司会の紹介で吹き替え版のトラップ大佐の声を担当した布施明と長女リーズルの声を担当した華原朋美がカメラのフラッシュを浴びながら下手より登場した。あれ、はがきには島田歌穂の名前もあったのに。華原朋美はやっぱ、芸能人だけあって細い。もう少し前のほうに座ってマジマジと見たいけどこのあと映画を見ると思うと首が痛きうなりそうだからパス。司会のねぇちゃんが簡単に誰でも聞きそうな吹き替えについてとか当たり障りのない質問していた。

 二人を見ていて思ったのが布施明は自然体で受け答えしていたが華原朋美は愛想を振り舞えていたがなんか作り笑顔に感じた。

 二人のフォトセッションと続いて、やっと映画が始まろうとする・・・

 続く

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サウンド・オブ・ミュージック 序章

 五月十五日(月) 晴れ

 さて、今日の試写会は「サウンド・オブ・ミュージック」DVDファミリーバージョン発売記念プレミア試写会。完全吹き替え版。うーん・・・・当たったのはいいが見に行こうかなぁ・・・少し行こうかどうしようか迷った。ちょうどこの日は歯医者の予約が入っていて、しかも両方とも四時からであった。とりあえず行くという方向で友達を誘ってみて、無理であったらあたらためて考えることにした。そして、友達に電話したら休みだから大丈夫ってことだから行くことにした。

 お昼過ぎに歯医者に電話して来週にしてもらった。軽く昼寝をして二時前に家を出た。今日は会場のサントリーホールまでどのルートで行くかずっと地図を見ながら行きなれた楽な道を行くか初めて通る坂道の道で迷った結果、坂道を選んだ。

 少し逆風だが順調。最初の坂道は道灌坂。ここはまだ緩やかだからそれほどきつくはない難なくと通過。続いての坂が最初の急坂の団子坂。この坂道は下ったことはあるけど上りは初。下ったいるときは気持ちよく走れるから上りともなるときついかなァって思ったけどあんがい簡単に上ってしまった。まだ、体も温まって体力的に順調。このさきは軽く登ったり下ったりするがたいしたことはなかった。白山通りの大通りに出ちゃえば楽なもんだ。

 いつも飛ばすからなるべく車道を走るようにしている。歩行者を気にしなくていいからいいんだけど、路駐してある車を避けて、より車道に膨らむからこのときが後ろから車が怖くてしょうがない。

 右手に東京ドームが目に入ってきて、その横にはジェットコースターやら楽しそうなものが目に入った。そんなこと目にくれずただ、マウンテンバイクを走らせる。水道橋駅の手前で右手に曲がって、外堀通りに入る。順調に進んでいるところになにやら警察が取締りをやっていた。仕方が無いから歩道に入った。そしたら、この道が自転車に向いていないガタガタな道ですんげいイライラしてきた。警察がうろついている脇を通り抜けるときに心の中で罵詈雑言。飯田橋駅を通り過ぎ、市ヶ谷駅に向った。ここで、曲がる。駅を右手に新道があるけど信号で止まっているときに見るとかなりの急坂である。これはきっついなぁ。信号が変わって坂道に登る前に前ギアを一番軽くしたいんだけどこれがまいうこと聞かないんだ。足でチェーンをいじりながら変わるようにした。何とか軽くなったけど今度はかなりチェーンがゆるんでもしかしたらはずれるかもしれない。

 車道を走りたいけど道は狭く、路駐なのか待っているだけかわからないからとりあえず歩道を走ることにした。ギアを軽くはしているがそれでもけっこうきつい。上り切った時にはやっとの思いがした。もう、このころには汗がダクダクである。少し疲れてきたからスピードを落とした。信号に止まってふと横を見るとなにやら列をなしていた。なんかのあんのかなァって思っていたら日本テレビだった。じゃあ、なんかの番組の観覧だろ。

 そのまま、進むと新宿通りの大通りに出た。そこからどう行くかよーく分かっていない。とりあえず、たぶんこっちの方向だなァってぐらい。信号を渡って、適当にわき道にそれたらまーた、坂道。もう、上りたくないから下りて行くとホテルニューオータニを横目にしながら。紀尾井坂を下っていった。弁慶橋を渡り、赤坂に到着。ここから友達と約束している溜池山王駅の13番出口は近くのはず。

 待ち合わせ場所はすぐに見つかった。どうせ時間通り来るはずが無いから、チャリを止められそうな場所はないかうろちょろして、なさそうだったから適当にほかのチャリと同じように植木がしてあるところに邪魔にならないように止めた。

 案の定いなかったからとりあえず改札まで行ったけどいないから携帯のオイラは公衆電話を探して、電話した。

「わりぃ、急に呼び出された。今日無理になった。二時ごろ電話したんだけどな」

「そのころにはもう家出ちゃっているわ」

「悪かったな」

「じゃあ、しょうがないな」

「わりぃ」

「わかった。またこんどで」

 うーん・・・これで二度目か・・・仕事だからしょうがないな。時間どおり来ないとわかりつつ、急いで来たのになぁ・・・

 気を取り直して、地図で確認していたからチャリはそのままにして、それもうに桜坂をチャリで上りたくない。桜坂を上った先にあるようで結構急な坂を歩いていった。ソメイヨシノの木なんかあって桜が咲く時期にはキレイなんだろうなぁ。なかなか、ないなぁって思っているうちに上りきってしまって、ふと見るとサントリーホールの名が。しかし、入口があるようには見えず、どうやら裏口っぽかった。わき道があったからそのまま階段を下って行ったら人の列が目に入った。どうやらアークヒルズから行けるんだな。ネットでちゃんと調べてから行くべきだったな。そのまま列の後ろに並んだ。

 続く

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2006年5月 8日 (月)

ピンクパンサー

 久しぶりのカキコである。かなりの期間ほうっていた。なんか書く気が起こらなかった。更新しないあいだにもあちこちに試写会めぐりをしていた。これはあとでまとめてま、記録と簡単な感想を書くと予定はしているがもしかしたらまた、放置してしまうかも。

 今日はピンクパンサーの試写会の日である。まずこの試写会にはドレスコードが必要でピンクの物を身につけていないとダメということだった。なので一生懸命探したがさすがに男の部屋にはなかなかピンクのモノなんかは見つけることは出来ない。なので母親に頼んで、ハンカチとタオルを用意してもらった。これで準備OK!

 と、試写会にすんなり行く前に歯医者に寄らなくてはいけなかった。今日はブリッジを入れるための歯型を採らなくてはいけないので少しばかり時間がかかるということだった。歯型を整えるので削るので神経に振動でなんともいえない痛さが・・・左手を上げてくださいって言うけど結局は削るんだから痛いのをガマンした。

 治療が終わったのは五時前である。開場は六時からである。こりゃまたマウンテンバイクを飛ばさなくていけなかった。有楽町にある東京国際フォーラムまではざっと十五kmある。しかも、小雨がパラリと降っていた。昨日の天気予報では27度まで上がるって言っていたのに風が冷たく肌寒かった。雨も朝方には止むと言っていたのに・・・この雨も帰るころには止むだろう。

 時間を気にしつつとにかく寒いのも最初だけ有楽町に近づいたころには汗を掻いていた。だいたい、45分ほどで着いてしまった。

 小雨が降る中吹き抜けになっている東京国際フォーラムで開場まで時間待たされた。ドレスコードがピンクが指定のためにみんなどこかしらにピンクを身に着けていた。Tシャツ、傘、スカーフと見ていても面白かった。時間ぴったしに列が動き始めた。一般入口ってあるってことは別に入口があるってことは誰かしら舞台挨拶があるのかも。

 入口でピンクのドレスコードをチェックをするのかと思ったけどノーチェックだった。入口ではプレスシートとチラシと、なにやらちっちゃい四角いモノをくれた。エスカレーターを上っていくとピンクパンサーのたて看板のところにマスコミが集まっていた。席は自由だったから少し後ろのほうに座った。

 映画が始まるで本の世界に没頭。

 18時45分に照明が暗くなった。すると舞台袖から着ぐるみのピンクパンサーが出てきた。舞台上をコミカルに動いてスッと袖に引っ込むと映画評論家の襟川クロが登場。ま、簡単な映画の説明と提灯を持上げて、プレミア試写会だからゲストの登場である。フラッシュを浴びて出てきたのはピンクのドレスの神田うの。少しばかり遠くの席だからピンクとって言っても白っぽく見える。それにぼんやりとしか見えない。そのあとに呼ばれたのが短いコートに着込んだどう見ても変態ちっくなレイザーラモンHGが登場!短いコートなので素足が丸出し、そして脱ぐといつもの黒の衣装じゃなくてピンクのHG。ま、このあとはいつもの見慣れた腰フル芸。

 どうも全体的に拍手のタイミングのズレが会場全体にかもし出していた。着々とセレモニーが進み、たぶん鏡割りならぬシャンパンタワーで祝おうってなんだけど4~5段ぐらいでどうもしょぼい。お酒だけはピンドンだっただけにそこだけは豪華って感じで微妙。そして、プレス向けのフォト・セッションでおっわり。そのあいだはほとんど観客は無視の状態。ま、しょうがないか。

 一応芸能人二人を見ておー!ってなったけどすぐに見慣れてなんかテレビで見ている感じなってくる。だから途中でだらけてきて飽きてきた。舞台挨拶は30分ぐらいで終わった。

 最後にポスターとシャンパンタワーが残された無人の舞台上に再びテーマ曲が流れてピンクパンサーが登場。ちょこちょこ動いて、寝っ転がったところで照明が消えた。このあいだに片付けようっていうんだろ。と、その瞬間!

「ガシャン!」

 グラスの割れる音がそれと同時に笑いが起こった。完全に片づけも終わらずにスクリーンに映像が映し出した。一生懸命グラスを下げる係員にまた笑いが。

                 「ピンクパンサー」

 ピンクパンサーはそれは有名だから知ってはいるが実際に映画自体は見た記憶はない。アニメとなったピンクパンサーは見たことはある。イメージとしては主演だったピーター・セラーズのことぐらいしかよくわかっていない。主演がスティーブ・マーティンだけにはずれはないだろう。

 やっぱ、ピンクパンサーと言ったらヘンリー・マンシーニが作曲したテーマ曲である。イントロの低音から入るところを聴くと始まるなってわくわくしてくる。

 クルーゾー警部のピーター・セラーズのイメージを持っていないだけに変な固定概念にとらわれずに見れる。もう最初から笑いを起こしてくれる。ちょっとしたスキにギャグを入れてくる。何度も笑った。ふと、思ったのはこの映画はスティーブ・マーティン・ショーの気がしてきた。もう・スティーブ・マーティンの独壇場で見事に役にはまっていた。そして、また思ったのが今度はグラウチョ・マルクスに見えてきた。ギャグのセンス、言葉遊び、時には動きまでもがグラウチョに見えてきた。もしかしたら系統が同じなのかもしれない。じゃあ、ハーポはムスッとしたジャン・レノ?チコは誰になるのだろう・・・マルクス・ブラザーズの映画が見たくなってきた。

 ヒロインとしてビヨンセが出ているが演技はたいしたことないけどきれいな顔してんだなァって改めて実感した。というか黒人離れしている顔だけにいじくったか・・・アメリカならありえそうだからなぁ。

 ギャグにひねりはなくストレートなお笑いにもっていって素直に笑うことができた。ベタな笑いのとことんベタで、何も考えずに見ることが出来る。時間も一時間三十分ほどでコメディも長々と続くとだれてきて飽きてくる。だから、このぐらいの時間がちょうどいい。笑いが好きだからやっぱ、見ていて楽しいと満足感に浸れる。

 映画が終わって、雨が止んでいることを期待して外に出ると気にするほどじゃないけど雨が降っていた・・・ここは気合を込めてめがねをしまって、マウンテンバイクの前後にライトを装着して、雨の中は走り出した。

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2006年2月28日 (火)

ママーン

 試写会の応募もネットで送るとらくだからところかまわず送り続けるとはがきや封書で送られてきてもはてっ?これはどのサイトの当たりかわからないことがある。たしかにこの作品に送った気がするなぁってかすか記憶だけが残っている。それが今回当たった「ママーン」の劇場招待券である。

 送られてきた招待券のほかにチラシが入っていたが裏を読んでみたがなんかピーンとくるものがなく、HPを開いてみたがやっぱしピーンと来るものがなく、まあ、映画を見てみれば分かるだろ。それでもよく見ると上映時間が50分ちょっとだった。みじか!しかも、レイトショーのみだった。短い作品だからしょうがないか。

 さっそく、先輩を誘って都内では二箇所だけしかやっていない池袋までマウンテンバイクでレッツラドーン!

 今まで王子まではチャリで行ったことあるけど池袋までは行ったことない。だからどのくらいかかるかわからないから少し時間に余裕を持って家を出た。オイラの悪い癖でスピードを出すこと。それで一緒に行った人を置いてかなり先にまで行ってしまう。今回も王子から先の飛鳥山への坂道、そこから明治通りから池袋への坂道をかなり飛ばした。で、結局、一時間ぐらいでつくなぁって思っていたら、45分でついてしまった。少し早くつきすぎたからその辺をぶらついた。

 インディーズ系の映画だからそんなにも観客は少ないと思ったが土曜の夜と言うことあって、半分以上とは言わないが1/3の以上は客が入った。席に着いたらとりあえずはチラシ蒐集だ。

 映画が始まる前に先輩がビールを買ってきてくれた。まだ、コーラが残っているのに・・・

                      「ママーン」

 見る前からよく分からない映画だった。どうやら松平建が50cmになってしまう物語らしい。まあ、よくある話だ。となるとどんな展開で進んでいくかが問題になる。小さくするにはどうすればいいのか?元に戻るのか?ほかにも展開しだいでは面白くなってくる。

 インディーズ系の映画だからお金はイパーイかけることはできないだろうし、その中でも松平建をキャスティングできただけでも凄いかも。そのために50分ちょっとの短い話になった可能性もあるな。出演者もそんなにも多くはない。マギー司郎、伊藤裕子、貴水博之となんともクセのあるメンバーである。

 マツケンの役柄もDJで29歳としたとの恋人と結婚することになっている。もちろんそこには結婚を邪魔するライバルも出現。わざとらしさ満載、なんかこれだけでも深夜のやすーいドラマって感じがしてくる。見事なB級映画。B級映画であるから何でもOK。50分って長さはちょうどよかった。これでもう少し長くなるとだらけてくる。

 どうすれば元に戻れるか悪戦苦闘をしながらエンディングに向っていく。小さくなったのもマギー司郎がきっかけだから何とか捕まえて元に戻ろうとする。しかし・・・

 この映画のタイトルの「ママーン」の意味はラストに分かるがラストを迎えたときに劇場内の空気が止まった・・・みんなあっけにとられて何が起こったんだ・・・あ然とした終わりかたをした。

 「おいおい、そんな終わりかたかよ」

 って、思わず口に出てしまった。最後のエンディングロールもなんだったんだって感じでざわざわと話し声が聞こえてきた。

 この寒い中チャリでコギコギ・・・・

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2006年2月21日 (火)

レジェンド・オブ・ゾロ

 「レジェンド・オブ・ゾロ」

 友達を誘って見に行こうとして、上野駅のパンダ像の前で待ち合わせをした。待ち合わせの数分前に着いた。しかし、パンダ像が見当たらなかった。前まであったであろう場所に待つことにした。イライラしつつ待つこと30分・・・現れず・・・まさか、パンダ像が別の場所に移ったのか・・・とりあえず上の駅の構内にある案内板を見ると別の改札口のところにパンダ像と書いてあった。

 「移動したのかぁ・・・」

 移動するとケースに放り込まれたパンダがいた。三十分待たせて悪いなぁって思っていたがそこに友達はいなかった。とりあえず電話してみたが出ず、こっちに向っているだろうと思ってまたさっきから待っている場所に戻ってみた。さらに来ず・・・しょうがないからもう一度パンダのとこに行っていなかったら放置していくことにした。で、行ってみたらそこにいた。遅れた理由を聞いたら

「お腹すいたから食べてきた」

 それでも三十分以上遅れるってことはないだろ。もう、この時間に出ないとやばいってわかるだろ。イライラしていたがまあ、来ればそれで十分。あとはテクテクと歩いて、福島のアンテナショップやハロプロショップをのぞきながらゆっくりと九段会館に向った。

                 「レジェンド・オブ・ゾロ」

 前作も見ていないし、リメイクでもあるからそんなにも期待していなかった。だから、少し斜めな視線で見始めた。しかし、話が進むにしたがってどんどんひきつけられてきた。最後は満足することができた。

 時代が開拓時代だから西部劇風かといえばそうではなくて、ガンマンとの撃ち合いとかはない。よくありがちな勧善懲悪モノのヒーローと悪党の物語であるだけに見ていて何も考えずに見ることが出来る。

 監督がロバート・ロドリゲスで主演がアントニオ・バンデラスってことは「デスペラード」のコンビだ。ってことはアクションが派手である。とにかく派手である!そうなってくるといくら金をかけてもA級映画って言うわけにはいかないな。まさに正統的なB級映画。それだけになんでもアリってのもうなずける。馬がタイミングよく助けに来たり、敵地にもぐりこんでも見つかりそうで見つからないとハラハラドキドキとなるが大丈夫だってわかっているだけに安心して見ていられる。

 ヒロイン?っていうかバンデラスの相手役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズはきれいだよなぁ。あとで知ったがけっこういい歳なんだな。画面に映るジョーンズにウットリ。それでいて、男勝りのアクションにビックリ。また、胸元の開いたドレスにシッポリ。こんな女性に男はポックリ。

 細かいとこは気になるがそんなとこはほっといて、見ていて楽しくなる作品だ。これだったら「マスク・オブ・ゾロ」を見ていたらもっと面白かっただろう。機会があったら「マスク・オブ・ゾロ」を見たいと思う。

 満足しつつ、重厚な作りの九段会館から出た。もう、このころにはイライラはとれていた。が、しかし、こいつはあまり誘うのをやめよう。マイペースぶりにイラってくることが多い。金のない二人また、一時間ほどかけて歩いて上野駅へ

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2006年1月 6日 (金)

ホテルルワンダ

 今年最初の試写会である。しかも、チャリティー試写会といういわく付きである。おまけでシンポジウムもある。たしかに貧困にあえぐアフリカの話で場所がルワンダだけにことは複雑。

 今日はちょうど父親が休みなので定期を借りて行くことにした。水天宮までなのでそこからは歩いて銀座に行くことになる。オイラはあまり同じ道を通りたくないからいつもどこかで道をそれて目的地に向う。今日もやっぱし曲がったことのない角を曲がって歩いていった。

 適当に道を曲がっても大体こっちだろうとわかっている。それに銀座に近づくと人が増えてきて近づいているのがわかる。和光が見えてくればあとはマリオンに向って真っ直ぐ歩くだけ。しかしながら銀座は昼間でも人でごった返している。

 マリオンの中の朝日有楽町ホールは東京フルメタックスのとき以来である。

 いつものように開場の30分前につくようにしている。今回は意味ありげな試写会だけに外国人やシスターなんかの姿もあった。

                   「ホテル・ルワンダ」

 実際にルワンダで起こったジェノサイドの話である。このことはNHKスペシャルで放映したときに少しは知っていて興味はあった。なんで起こったのか?防ぐことはできなかったのか?限りなく単一民族に近い日本人からしたら民族紛争はわからない。それだけに映画を通して世界の複雑な状況が見ることができるんじゃないか。

 自分の立場が悪くなるのに人を助けるってのは簡単にはできないことだ。場合によっては自分だけじゃなく、家族も犠牲に強いられる可能性もある。アフリカ版「シンドラーのリスト」(○○版シンドラーのリストって言い方やめてくれないかな)。虐殺が行われていた中でも生きようと必死になっている人たちもいた。生きていくためにはいろんな手を使う。ワイロ、国連、国際社会、人脈とあらゆる手を使うがうまくいくとは限らない。その中で力を持っていそうな国連は彼らを見捨てた。捨てるときはいとも簡単に捨ててしまう。これがアメリカだったら助けに行くか武力行使を黙認するだろう。

 結局アフリカの抱えている問題は原因を作ったヨーロッパがなんとかしないといけないんだけどもうどうすることもできない状態にまでになっている。今でも「ロード・オブ・ウォー」じゃないけどアフリカを舞台に武器商人がはびこっている。

 映画見ていて困ったのがツチ族とフツ族の問題なんだか見て目ではどっちが何族だか判断できないから出てくるキャストがどっちだったかなァってこんがらがってくる。

 民族問題にうとい日本人は世界がどうなっている知るために見といたほうがいい。

 映画のあとにシンポジウムが行われるがそれまでの休憩時間にロビーや係員が会場を歩いて募金をつのっていた。オイラはなにせお金が無いから「チャリティー試写会」と銘打っているが募金箱にお金を入れらない後ろめたさを感じた。せめて、ブログに書いてこんな映画あるんだよって知ってもらうだけ。

 シンポジウムはまずは主人のモデルとなったホテルの支配人の講演で、そのあとはパネラーを招いてのシンポジウムとなった。真面目に聞いていればよかったがどうも眠くなってきてしょうがなかった。今アフリカがどうなっている知るチャンスなので何とか眠らずに聞いていたが記憶が部分的に定かじゃない。

 さすがに映画を見てシンポジウムも参加するとグッタリと疲れてしまった。

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2006年1月 1日 (日)

カウントダウン 映画2006 ③

 ラストは「スタンドアップ」

 もう丑三つ時の三時である。さすがにさっき寝たとはいえ疲れてくる。これがラストだから気合を入れて見ないと。ここで寝てしまったら何のために見にきたかわからん。

 さっき寝たせいか何とか眠りの世界におちそうにはならなかった。

 「スタンドアップ」はどうも可もなく不可もなくってな感じの映画で、これがアカデミー賞候補ってほどのものかなぁ。眠らなかったんだからつまらない映画ってわけではないな。

 実話を元に作っただけあって、炭鉱で働くのは大変だろうなぁ。男の世界に入っていくのは度胸がいるだろうなぁ。映画の中で行われたセクハラ行為は男のオイラでもちと不愉快になってくる。男性の世界に女が入ってくるって異物として見られ、異物は対応の仕方がわからないから排除しようとする。今でも残っているな。セクハラが元で裁判へと流れていく。しかし、裁判で負けた映画って見たことないなぁ。

 ある意味予定調和に進んでいく。まあ、全体的に話の流れは大体こんな感じで進んでいくんだろうなぁってそして最後はよかったねで終わる。展開が読めるだけに安心して見ることが出来る。アメリカは裁判に勝つとがっぽりと$が入ってくるからこの話の元になった女性はもう働かなくて優雅に暮らしていっているだろう。

 さすが映画が終わったときは頭がボォーとしてクタクタに疲れた。ずっと座っていたから伸びをして体を伸ばした。映画館から外に出ると凍えるように寒かった。こんな寒い中でもコマ劇場の周りではカラオケの勧誘をしていた。

 2006年一月一日の朝である。と言ってもまだ外は暗かった。どこかで初日の出を見る元気はさすがにない。もうただ帰るだけだ。お腹すいたがどこにも寄らずに地下鉄に乗った。

 家についてシャワーを浴びてバタン!キュー!と寝ちまった。

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カウントダウン 映画2006 ②

 カウントダウンの前にトイレに・・・

 十分前になって館内が暗くなって、舞台に照明が照らされた。するとまた襟川クロが出てきて、もう一人ファンタスティック映画祭の何とかプロデューサーが出てきた(興味ないから名前を覚えていない)。二人で陽気にトークをしていたるがどうもうざい。まあ、新年に迎えるには明るいほうがいいかな。

 映画館に入るときに一緒にクラッカーを貰った。零時と同時に鳴らそうと趣向で、練習をしたがこのときに鳴らしちゃうやつが必ず一人はいる。

 練習も終わって、そろそろ2005年を終わろうとしている。2005年は試写会に行くようになった以外は何のない一年だった。面白みのない一年だなぁ・・・襟川クロの合図で観客を立たせた。オイラは立つのがなんかめんどくなって、立つように何度もうながしていたが無視して、ずっと座ったままだった。O先輩もオイラが立たないから立つの躊躇していたがやっぱ、周りも立っていることだからそれにつられて立った。

 5・4・3・2・1・・・0!パーン!と共にみんなでクラッカーを鳴らした。2006年がやってまいりました。今年は変化の面白みのある年にしたいな。オイラは引っ張るヒモが滑ってしまって、ほかの人よりもワンテンポ遅れて、パーン!それと同時に舞台の上では鏡割りがおこなわれていた。

 続いてプレゼント大会!って、どうせはずれたから簡単に、白馬の宿泊券、映画グッズの詰め合わせ、長野の特産品、それとキャップ。まあ、当たらないかと少しは期待したけど。

 イベントが終わると休憩に入った。ロビーにてさっき鏡割りしたお酒を振舞っていた。オイラももちろん遠慮なく駆けつけ一杯をいただいた。紙コップになみなみと注がれているんじゃなくて、四分の一ぐらいしか入っていない。さすがにこれだけでは物足りない。とりあえずO先輩のもの持って行こうと思ったがこれだけは足りないのでもう二ついただいて継ぎ足した。それでも半分ぐらいにしかならなかった。席に戻ったがやっぱ物足りなくて、もう二つ取りに行った。さっき発泡酒を飲んでいるこれぐらいで足りるかな。

 少しずつ飲んでいるうちに座席に深く寄りかかって、気持ちよくなってきた。そうこうしているうち暗くなってこの先上映される映画の予告編を何本も流した。

 このあたりから酔いが少し回ってきて少しばかり睡魔ちゃんに襲われてきた。

 予告編も終わり、次の映画へと・・・

 二本目は「シリアナ」だけど・・・始まって十分ぐらいで完全に睡魔ちゃんに覆いかぶさってきた。このあたりから記憶が定かじゃなくなってきた。映画の大半を寝ている時間のほうが長かった。そして、ために目を覚ますと日本酒を少し飲んで、起きて内容を覚えていようとするがまた寝てしまった。石油利権の話らしいけどよく分からなかった。

 映画が終わる五分ぐらい前にちゃんと目を覚ました。ボォーとしているうちにエンドロールが流れてきた。隣を見るとやっぱO先輩も寝てしまったようだ。二人して伸びをした。

 少しばかり眠気覚まそうと思った。席を離れて辺りを見回すとけっこう寝ている人が多かった。別にタバコは吸わないけど喫煙所が玄関前の外にあったからそこで冷気をあびた。やっぱ、今シーズンの冬は少し外にいるだけで寒さが身にしみてくる。半券を持っていればちょっとコンビニまで、何か買いに行くことは出来るが寒くて出たくない。それに映画館のは高いし。ロビーにはまだ少しばかり日本酒が残っていたがさすがにもう飲みたくなかった。

 次の映画は寝ないようにしないと・・・

 つづく・・・

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カウントダウン 映画2006 ①

 何の予定もなかった大晦日の日に「カウントダウン 映画2006」に当たった。予定がなかっただけに当たればいいなぁって思っていたが応募が多かったはずだから当たるとは思っていなかった。

 さて、当たったはいいが誰を誘うか決まっていない。映画が好きなやつを誘ったが仕事だというし、この誘ったやつはしばらく遠慮したいから一人で行くのも寂しいので映画に興味なさそうだけど暇な先輩Oと行くことにした。

 会場のミラノ座がある新宿に着くと人ごみでごった返していた。大晦日だから人が多いのも当たり前だな。とにかく駅から出ると居酒屋の勧誘の多さに邪魔になる。

 少しばかり早くについてしまった。チケットの交換までまだ一時間近くあった。もう少し時間があったらジャズ喫茶で時間潰そうかと思ったが中途半端なのでオーディオのお店に行ったがすでに閉まっていた。ほかに行くところがないからプラプラと新宿の街を彷徨っていた。

 八時半になってやっとチケットを交換した。ここで何を勘違いしたのか全席指定だと思った。何せ前回参加した「復讐三部作」のときがそーだっただけの今回もそう思った。だから、列に並ばずに夜食を買いに行った。時間すれすれで大丈夫だと思った。

 ドンキに行ったが混んでいる上にたいしたものも無く、特に酒に関してはろくなのが無かった。やっぱ、ドンキってつまらない店だな。元々気に入らない店だ。ほかにお店らしいところがないからコンビニで食料を調達した。おにぎり、お菓子、ハポーウ酒、ポケットウィスキーをO先輩におごってもらった。

 ミラノ座に行くとドアの向こうに人が並んでいるのが見えた。ここでふとした疑問が浮かんだ。渡されたチケットを見ても席の番号ではなく、イベントでの番号だけが書いてあった。これは並ばなくちゃいけないんだなって会場ギリギリで気づいた。すぐに並ぶことにした。けっこう並んでいたからいい席で見れるかなァって不安になった。

 いい席座れるかで気をもんだがそんな心配する必要がなかった。席は後ろに座ってゆったりと出来た。真ん中あたりにペアシートがあって、アベックにはもってこい。

 席に座ったらあとはあまりすることがないので館内めぐり。まずはいつものようにチラシを物色する。売店とかあるけどたいしたものないし、いつも思うがなんで外と比べてなんであんなにも高いんだ。納得いかないなァ・・・

 席に戻って、最初に見る「シャークボーイ&マグマガール 3-D」で使う青と赤で色分けされた紙のメガネの準備した。そうこうしているうちに舞台に照明が当てられて、映画評論家の襟川クロが出てきた。年間300本映画を見ているって、ほとんどが試写だろ。自分で金出して見ることあんのか。カウントダウンを計算しつつ、そこそこに舞台袖にはけた。

 3-Dメガネの準備をして映画が始まった・・・

           「シャークボーイ&マグマガール 3-D」

 子供向けの映画だからそんなにも期待はしていなかった。派手で、わかりやすく、友情、冒険、危機一髪と子供がワクワクするような内容。ただ、それだけではひきつけられないのか3-Dにしたんだろう。実際3-Dにして見ていると確かに映像が浮かんで見える。こんな風に見えるんだとこれは面白かった。

 子供向けに作られているだけに先が読めてくるので3-Dにしろ派手な画像にしてもどんどん飽きてくる。そのうち軽い睡魔に襲われてきた。

 夢が具現化しただけに何でもありの内容だ。これをアニメだと思ってみればまあいいのかな。こう機会じゃないと絶対に見ない。

 3-Dのめがねもずっとしていたら痛くなってくるだろうなぁ。オイラはあまり皮膚にかからないにめがねの上にめがねをしているからそれほど痛くはなかったけど、耳に少しだけかかっていた部分は映画が終わったころには痛くなっていた。

 映画が終わったころには2005年があと少しで終わろうとしていた・・・

つづく・・・

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2005年12月31日 (土)

2005年 映画

 今年ほど映画を見た年はないかも。今までは映画を見るとなるとTVで放映されたのを録画してみる程度で、しかも、録画しといて後で見ればいいって事にして見ないまま眠っている映画がいっぱいある。また、昔よく行っていたレンタルビデオにも会員になっても1,2回ぐらいしか行くことはなく、映画館に足を運ぶにしても新聞屋がくれたタダ券を手に入れたときだけ見に行っていた。

 それが今年はTVで放映されたのもためずに見るようになった。何より一番は、試写会にネットで応募するようになったことであちこちに足を運んで見に行くように。ちと、当たりすぎて困ったことにもなった。同日に三本も当たってしまったこともある。これ以外にもP2Pを使って、映画を落として見るようになった。パソコンのHDDの容量が少ないから落としたら、見て、消して、また落としての繰り返し。

 それで、今年は映画を・・・120+α(見ていて忘れているのあるかもしれない)。三日に一本の割合かぁ。後半はほぼ毎日見ていたから一気に増えた。オイラも暇だねぇ。

 これだけ見たんだから充実した一年であった。いい映画もあればクソ映画もあった。

 今年のベストorワースト。順位はなし。それと過去に一度見た作品はのぞく。

 ベスト                        ワースト

 ノッティングヒルの恋人              ステルス

 下妻物語                     カーテンコール

 リリイ・シュシュのすべて             アメノナカノ青空

 ワイルドパンチ                  私の頭の中の消しゴム

 フル・オア・エンプティ               

 THE 有頂天ホテル               

 ノッティングヒル~は飽きのこないよくある恋愛話。それだけに歌や出演者によって相乗効果が生まれて素敵な物語だった。下妻物語は内容があるようでなく、かといってない訳でもない。全体的に破綻寸前のところで留まっているからアナーキーな作りになっている。あと深田恭子のゴスロリがいい。リリィ~は全体を負うやるせない空気・・・どこかみんな袋小路にはまって、救いを求めている。中学生のモヤモヤ感がよくでている。ワイルド・パンチ、西部劇は男らしくかっこよくなきゃ。なんといってもラストの壮絶な銃撃戦はすごい!フル・オア・エンプティは結婚したい男が周りを巻き込みながらほほえましい。昔ながらのよくある内容だけどうまく作られている。しかし、この作品が一般公開されないのが残念。THE 有頂天~はドタバタコメディの王道である。キャストが豪華だけに潰しあうかと思ったけどうまく融合されている。何も考えずに見て楽しい。

 ワースト;ステルス以外は韓国映画及び韓国と関係する映画でなんか受け付けない。韓国映画はほかに三本見たけど悪くはないけどやっぱダメだった。生理的にダメなんだな。よく言われる昔ながらくさーいメロドラマって感じで見ていてこそばゆくなる。ステルスはいかにも想像力のないカラッポの場当たり的なハリウッド映画。

 来年もいい映画に出会えるといいな。

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2005年12月29日 (木)

あた~り!

 今日届いた封筒を見ると見慣れた嬉しい封筒が届いていた。ぱどの封筒で中には試写会のチケットが入っているはず。さっそく封を切ると案の定試写会のはがきが入っていた。

 今回の映画は「ホテルルワンダ」

 はがきの裏を見ると少し重たげな映画のようだ。ツチ族とフツ族によるジェノサイドの話らしい。ドキュメンタリーなのかなぁ。本を読もうと思いつつ読んでいない。今回の試写会はシンポジウムとチャリティーもある。チャリティーにはいくら入れればいいのかなァ・・・シンポジウムも途中で寝ちまうかも。15時開場で20時終わりだからだらけてきそう。

 当たっただけでも儲けもんかな。

 しばらくして、メールが来た。

 カウントダウン映画祭の当選のメールだった。よっしゃー!これで大晦日は暇にならずにすむぞ。誰を誘うかなぁ・・・一人友達を誘ったがその日は夜勤が入っていて無理のようだ。ほかの人を誘うか。大晦日の日ぐらい一人じゃないほうはいい。なんかいつものように一人で行きそう・・・

 ちなみにカウントダウンの映画は『シャークボーイ&マグマガール3-D』『シリアナ』『スタンドアップ』の新作の三本立て。シャークボーイ&マグマガール3-Dは3Dのメガネをかけて見るらしい。三本目には睡魔ちゃんに負けそう。

 あと三日

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2005年12月27日 (火)

2005年 試写会&招待

 去年初めて「アレクサンダー」の試写会に当たってからネットで応募するのにはまった。それからというもの試写会を検索して毎日せっせとこまめにチェックしながら応募している。

 やっぱ、数を打ちゃーどれかに引っかかるってもんで、試写会及び招待に40回以上当たった。ネットだとタダだから送ってみるもんだねぇ。今年前半はちょこちょこ当たる程度で、しかし、九月を過ぎてから怒とうのように当たり始めて、当たりすぎて交通費が気になって、行くのを控えた映画もある。だいたい一人が多かった。たま~に友達を誘うぐらい。友達とのも楽しいが独りのほうが気楽。

 あちこちに行くことで東京が詳しくなった(東京出身なのに)。ほとんどが銀座周辺か九段下近辺に行くことが多かった。そのほかにも新橋や新宿や六本木にも行った。ただ、会場に行くのは面白くないからぶらりと散歩がてらでうろついていた。銀座までならマウンテンバイクまで行くようになった。そのうち、六本木にまで足を伸ばすかも。

 東京はうろついていると飽きないねぇ。夜になって皇居の周辺から見えるオレンジ色に彩った東京タワーが好きな光景ができたのがよかった。新宿に行けば都庁に行って展望室の上って、晴れていれば東京湾や富士山がきれいに見える。夕焼けで焼けた街が日が落ちて暗くなってくるとぽつぽつと家々の明かりがつき、暗闇に包まれそうになる街が息遣いが見えてくる。まだまだ、知らない東京をもっと見ていきたい。

 特別な試写会だと舞台挨拶などのオマケがある。「MAKOTO」では少年隊の東山とベッキーで、「Peep“TV”Show」では監督、脚本家、ゲストによる鼎談。鉄道映画祭では新作の電車落語。「ブラックレイン」ではくりーむしちゅーの上田とリリー・フランキーのトーク、「インサイド・ディープ・スロー」では荻野目慶子がフェロモンむんむん、韓国映画の復讐三部作のオールナイトでは宮台真治の簡単な講演。東京フィルメタックス映画祭ではクロージング・セレモニーと監督との質疑応答があった。「THE 有頂天ホテル」では監督と主要キャストによる舞台挨拶。

 映画に関しては充実した一年だった。これだけ行ければ何も文句言うことない。

 来年はどれだけ当たるかな。楽しみが増えてワクワクする。あとは一緒に行ってくれる彼女でもできれば文句ないね。

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2005年12月18日 (日)

毎日が映画

 十二月四日から十八日まで一日一本映画を見ていた。

 なぜか加入していないのにNHK-BS,HIと見ることできる。少し前までパラダイスチャンネルも見れたのになぁ・・・

 ここ最近面白そうな映画が続けざまにテレビで放映されたからとりあえず録画した。映画だと2時間近くあるから後で見ようと思うとたまっていくから機会があったら見るようにした。

  しかしながら、一日一本映画を見ているってのもかなりの暇人だなァ・・・満足できたからそれでよし!

 見た中でよかったのが「ワイルド・パンチ」「トーク・トォ・ハー」「さびしんぼう」

 「ワイルド・パンチ」は監督のサム・ペイキンパーは名前だけはよく見ていたけど今回はじめて見た。かっこよかったなぁ。とくにラストの戦いはこれ見よがしに打つわ!打つわ!とにかく敵味方わからないぐらいに打ちまくる。

 「トーク・トゥ・ハー」 倒錯した男が好きなった女が事故によって眼を覚まさないことで自分のモノにするがいつしか越えてはいけない一線を越えることで破綻してしまう。しかし、そのことによって思わない方向へと進む。この監督はいろんな形での愛を描いている。同性愛、倒錯した愛、女の映画と特徴がある。それに色の使い方に特徴がある。

 「さびんぼう」 もう何回見たことやら。何度見ても飽きない映画。久しぶりに見たけど見る前はもしかしたらもう飽きちゃっているんじゃないかなァって少しばかり躊躇した。だから、最初のころは85年の映画だけに古さが気になったけどそれが話が進むにしたがって気にならなくなって、のめりこんでいった。やっぱ、好きになった映画はいつ見ても心を潤してくれる。

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2005年12月12日 (月)

舞台挨拶

 映画が終わり、やっぱ完成披露試写会だけに拍手とかしたほうがいいのかなァって思っていたらエンディングロールが流れてきて、どこからともなく拍手が起こった。まあ、たぶん関係者が契機付けでしたんだろう。だけどもいい映画であったなら素直な反応で拍手をしたほうがいいと思う。恥ずかしがり屋の日本人には無理だろう。かというオイラも思いはあっても出来ない。

 エンディングロールも終わり明るくなると少しざわざわとしていてドタドタとまずはテレビのカメラマン、次に写真のカメラマン、最後に記者らしき人々が入ってきた。その風景を眺めているだけでもめったに見ることが出来ないから面白かった。

 スクリーンは舞台の上のあるんじゃなくて座席がかなりの斜面になっていて人の頭を気にすることなく見れる。だから、舞台挨拶となっているが実際はスクリーンの下に立つ形になる。スクリーンの下には役者のタチ位置としてのバミリがしてあった。

 スクリーンが照明で明るくなるとフジテレビのアナウンサーの笠井“とっちゃん坊や”信輔が左袖から出てきた。頭にはバンダナを巻いていた。これは香取慎吾が劇中で路上ライブをするときの必須アイテムの一つである。おいおい・・・そんなの野暮なことするなよ・・・自分なりの映画の感想を述べたあとに注意事項としてマスコミ以外の撮影はやめてくださいと注意した。しかし、これまでの自分の撮影に関してはどうぞと。だったら、そこで劇中にあったコールガール役の篠原涼子と関係を持った角野卓造の二人でのやり取りでの「くねくねダンス」をサービスでやってくれたほうが笑がもっと起きたはずなのに。テレビで見たとおりのセンスのなさがよく分かる。

 笠井の紹介で監督及び役者が登場!左から

 アリキリ石井、YOU、麻生久美子、原田美枝子、役所広司、三谷幸喜、松たか子、佐藤浩市、篠原涼子、戸田恵子、津川雅彦。さすがにカメラが集まるだけに女優陣は見事なドレスを着てきている。

 ずいぶんと舞台挨拶にこれだけの役者が集まったなぁ。この作品への力の入れようがわかる。生で見るとやっぱキレイだなァって思ったが少しすると見慣れてきてテレビで見ている感覚になる。

 映画を作っているときの感想や作品に対する感想を述べていたがそんなにも覚えていない。ただ、笠井と監督や俳優とのやり取り見ていた。これで観客との質疑応答があるともっと面白いのに。ただ、津川雅彦の話はなげぇっと思った。

 監督、出演者が退場すると今度は我々が映画館から退場である。毎度のことながら混雑、混雑・・・やっとの思いで映画館から出たが今度はなかなかNが出てこない。ちょっとイライラ・・・

 六本木で遊ぶにしても遊び場所知らないし、お金もない。だから、イルミネーションを眼に焼き付けてあとは帰るだけ。ただ帰るんじゃあ面白くないので今度は北千住駅から歩いて帰った。ざっと一時間。今日は3時間以上歩いている。無駄に元気・・・

 今日は散歩、映画とほぼ満足な一日だった。

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THE 有頂天ホテル

 席に座ったことだしあとは映画が始まるだけだ。さすがに小腹が空いてきたからクッキーを少しばかりかじる。係員に配られたプレス向けのパンフを貰ったけど事前情報が頭に入れたくなかったからカバンにしまった。映画が始まるまで何もすることもなくただボォーとしていた。

 そろそろ映画が始まるってころに白いスーツを着た髭面の男性が階段を上って行った。眼を追ってみると津川雅彦だった。かおでけぇ!後ろ向いて、三列ぐらい後ろの席のようでよく見るとアリキリの石井が立って挨拶していた。って、ことはほかにも出演者がいるんじゃないかと思って辺りを見回したけど見つけることはできなかった。そのかわり「北の国から」の監督を発見した。特徴的な鼻でわかった。

 そうこうしているうちにアナウンスが流れ辺りが暗くなってきてワクワクしてきた・・・

                    THE 有頂天ホテル

 舞台出身の三谷幸喜の第三作目の映画。第一作目の「ラジオの時間」、二作目の「みんなの家」とまあまあのできだった。今回のタイトルを見て、頭に浮かんだのは「有頂天レビュー時代」と「グランドホテル」の古い作品を思い出した。両方とも見たことはない。(あとで調べたら有頂天レビュー時代じゃなくて空中レビュー時代だった・・・)

 まず気になったのが出演者の豪華なこと。役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾、伊東四郎、西田敏行、唐沢寿明、津川雅彦etc・・・ほかに上げたらキリがない。主役級の豪華な出演者だとスケジュールを立てるだけでも大変だった思う。これだけのメンバーがそろうとだれがメインだかあやふやになる。だから、この映画は誰もが主役であり、脇役でもある。

 新年を迎える2時間前のあわただしいときに起こるドタバタコメディである。あわただしいから何かが起こると呼び水となって連鎖反応のようにあちこちでハプニングが起きる。それを解決しようとするホテルマンは奮闘するがどこか咬み合わないでいる。しかし、一つ咬み合ってくるとうまい具合に事が収まってくる。最後はハッピーにグランドフィナーレを迎える。

 やっぱ、スクリーンに大御所といわれる人たちが出てくるとものすごく安心する。とくに伊東四郎が出てくるだけで笑がこみ上げてくる。うまいよなぁ。伊東四郎がいる限り東京の喜劇は安泰である。そのほかにも芸達者が安心して見ていられる。

 座った席がよかったのか周りがけっこう笑が起きるからそれにつられて笑うことが出来た。

 ☆☆☆☆;細かい笑いを織り交ぜながら同時発生的に起きたハプニングが最後には破綻することなく楽しく見ることが出来た。しかし、最後がうまくまとまりすぎている。出来すぎている。

                つづく・・・

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