山形スクリーム
たまには映画のことでもこのところ試写会に当たってもめんどさがでて、はずれた人にはまったくもって行かなかった。最近は当たることもまれになってきた。だったら応募しなきゃいいのにほぼ日課になっているので習慣のごとくに送りまくり。
今回の試写会の山形スクリームも普通の試写会であったらたぶん行かなかったと思う。完成披露試写会だから舞台挨拶もあるし、生の成海璃子を見てみたいというのもあった。なので天気が怪しかったけど見に行った。
この日は花火大会がある日で帰りは混むんじゃないかと危惧した。交通費さえ浮かすために親に定期を借りて会場が有楽町だけど三越前までなのでそこから歩くけどまぁ、20分ちょっとで着くからたいした距離ではない。
梅雨明けして夏本番っていうのにここ最近はぐずついた天気で逆戻りしたんじゃないというぐらいだ。案の定歩き始めて10分もしないうちに雨がぽたりと降ってきた。ふと思ったのがこのまま大雨になって花火大会が中止になっちゃえと思った。
三越前から日本橋、銀座へと歩いていくと老舗とデパートとブランド物のショップで他の街とは違って空気感が違う。どっかハイソである。そこから有楽町になるとちょっと違ってくる。寄り道でもしようかと思ったけど雨降ってきたし早めに並ぶことにした。
さすがに舞台挨拶があるっていうだけに50分前に並んだけどかなりの列ができていた。ちょうど並んでいるところから下を覗いてレッドカーペットらしきもモノが敷いてあって何かしらイベントがあるようだ。白い犬が二匹いて、「山形スクリーム」関係のかなぁって思ったけど次の日のワイドショーで「ポルト」の舞台挨拶のようであった。
有楽町朝日ホールは前の席はフラットになっているので舞台挨拶にはいいけど映画を見るとなると前のやつがでかかったりすると最悪である。なので席にはどこにしようかと思ったけどやっぱ成海璃子を間近で見たいからフラットの席の一番後ろに座った。
司会のおねぇさんの紹介でEXILEのAKIRA、成海璃子、竹中直人監督、沢村一樹、マイコと登場。さすがは竹中直人はコメディアン出身だけに機会をうかがっては笑いをとり、AKIRAはさすがエグザイルだけにあちこちから声援が飛んできて、一時期太っていた成海璃子もいくら元の状態に戻ってきていた。エロ男爵はやっぱかっこよく、マイコはさすがモデルだけあってすらりとしていた。
フォトセッションが退場すると舞台上にはマイク四本と譜面台が並べられた。横にいたおねぇチャン二人組みテンション↑が出てきたのがむさくるしい男四人組であった。たぶん主題歌を歌っているSuperflyが出てくると思ったんだろう。残念(笑)
この四人組は音楽を担当している「栗コーダーカルテット」。名前は聞いたとこがある。竹中直人の口笛を加えて一曲演奏してくれた。やっぱ生演奏いいもんだ。
舞台上を垂れ幕等を片付けて始まった。
「山形スクリーム」
タイトルにスクリームが入っているということは映画の「スクリーム」であるようにホラーである。まさかリメイクするわけじゃなくおもしろおかしく作ってあるホラーコメディーである。どんな展開になるかってまったく気にすることはなく、だって期待していたのは生の成海璃子が見たいだけで映画のことはすっかりどうでもよかった。
ホラーだけなら結構簡単に展開はできるけどコメディーともなると整合性と矛盾とが入り混じってくるからめちゃくちゃになるとつまらなくなってくる。それはまずは最初が肝心になってくる。まぁ、ホラーとはなっているコメディーだからまったく怖くはない。
山形のひなびた陸の孤島の落武者の里に女子高の歴史研究会が訪れる。そこでこの村に祀ってある祠を倒してしまって落武者がよみがえって村人を続々とゾンビになっていってしまう。
この映画の妙は配役には癖のある人選をしてあること。そして奇妙な役ばかり。舞台挨拶でも言ってようにまともな役は成海璃子だけである。綺麗な先生役のマイコも普通ならすっきりな役だろうけどこの映画ではまさかはちゃめちゃなあんなメイクまでするとは。EXILEのAKIRAもへたれのなさけなーい役。エロ男爵は普通にかっこいい。
脇でも温水洋一、六平直政、クリスタル・ケイ、岩松了、赤井英和、生瀬勝久、久しぶりに神戸浩を見た。これだけの脇役陣を見ているだけでもまともな結果にならないだけでも楽しくなってくる。
コメディーで2時間近いってのはちょっと長いかな。長いとメリハリがなくなってきてだれてくる。大体90分から100分ぐらいがいいんではないか。それ以上になるとおなかがいっぱいになってくる。ただでさえ最近の映画は親切なのか説明が多すぎて上映時間が長すぎる。
人に勧めるかって積極的に進めることはないけどこの馬鹿馬鹿しさは結構好きだ。どうせなら商業性を無視してやるとこまでやって、ジョン・ウォーターズやメル・ブルックスばりにやっちまえばいいのに。コメディーとしての好みはあるが見て損はない。
映画が終わって外に出ると小雨になっていた。そんなに気にならない程度だったから三越前駅まで歩き、地元の近づいてくると花火大会であったから浴衣を着たおねぇちゃんが乗ってくる。うーん、やっぱ日本の夏は浴衣だね。
無駄に長い駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
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